ロート製薬から登場した美容液「オバジC25セラムネオ」の勢いが止まりません。毛穴やくすみ、乾燥による小じわなど、大人の肌が抱える5大悩みにアプローチする本格派アイテムです。2019年3月10日の発売から、わずか3ヶ月で売上高10億円を突破するという異例の快挙を成し遂げました。12ミリリットルで税抜き1万円と決して安くはない価格ですが、本物志向のユーザーから絶大な支持を集めています。
オバジは、米国の医師が提唱した「肌本来の力を引き出す理論」を基に生まれたブランドです。これまでも配合比率に応じた製品を展開してきましたが、今回の「C25」は文字通り限界突破の濃度を誇ります。ここまでの高みに達する背景には、開発陣による足かけ15年にも及ぶ果てしない研究の歴史がありました。開発部長の高橋京子氏も、かつてない壁の高さに何度も苦悩したと胸の内を明かしています。
ビタミンCは、肌のハリを支えるコラーゲンの生成を助けたり、サビつきを防ぐ抗酸化作用をもたらしたりする美肌の万能成分です。しかし、人間はこれを体内で作ることができません。さらに化粧品に高濃度で配合しようとすると、気温が下がったときに成分が固まって結晶化してしまう致命的な弱点がありました。1年を通じて誰もが安心して使える品質を保証することは、並大抵の技術では不可能だったのです。
そこで同社は、2016年ごろから研究体制を従来の数倍に強化して勝負に出ました。化粧品開発の常識を覆す特殊なレーザー装置を導入し、約250通りもの組み合わせを徹底的に分析したのです。その結果、ビタミンCの仲間である「誘導体」の一種が、結晶化をドミノのように阻止することを発見しました。この新技術で特許を取得したことが、長年の停滞を打ち破るブレイクスルーとなりました。
SNSや口コミでは「肌のトーンが上がって透明感が出た」「毛穴が気にならなくなり、しっとり潤う」といった歓喜の声が溢れています。単なる流行ではなく、確かな手応えが多くの人を虜にしている証拠でしょう。価格以上の価値を肌で実感できるからこそ、これほど大きな反響を呼んでいるのだと感じます。限界を決めずに挑戦し続けた企業の姿勢には、一消費者としても拍手を送りたくなります。
高橋氏は、ビタミンCの未来にはさらなる可能性が眠っていると語ります。最先端の再生医療分野、例えば人工的に細胞を育てる研究などでも、この成分は重要な鍵を握っているそうです。美肌を叶える化粧品にとどまらず、私たちの健康や医療の未来まで変えてしまうかもしれない万能成分のポテンシャルには夢があります。ロート製薬が次に仕掛ける革新的な製品から、今後も目が離せません。
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