アジアの安全保障体制が今、大きな転換期を迎えています。2020年1月10日、インドネシアの首都ジャカルタを訪問中の茂木敏充外相は、同国のルトノ外相と首脳級の会談を行いました。この対談の中で、両国の外務・防衛担当閣僚会議、いわゆる「2プラス2」を早期に開催する方向で調整を進める合意がなされたのです。
「2プラス2」とは、外交を担う外務大臣と、国の防衛を司る防衛大臣(日本では防衛相)が一度に集まり、安全保障や防衛協力について深く議論する非常に重要な会議です。単なる政治的な挨拶にとどまらず、2国間の安全保障における最高峰の意思決定機関として機能します。もし今回の開催が実現すれば、2015年以来、実に5年ぶり2回目という記念すべき節目を迎えることになるでしょう。
会談後に行われた共同記者発表の席で、ルトノ外相は年内の閣僚会議開催に対して極めて前向きな意欲を示しました。これを受けて茂木外相も「どのようなテーマを具体的に扱うかについて、これからしっかりと議論を積み重ねていきたい」と語り、実りある対話に向けて強い期待感をにじませています。
このニュースはSNS上でも瞬く間に拡散され、大きな反響を呼んでいます。ネット上では「海洋進出を強める国々への抑止力として、この連携は非常に心強い」「アジアの安定には日インドネシアの絆が不可欠だ」といった、防衛協力の進展を歓迎する声が多数寄せられました。紧迫する国際情勢の中で、両国の接近をポジティブに捉える意見が目立ちます。
私は、今回の「2プラス2」開催に向けた合意を極めて有意義な一歩だと評価しています。東南アジアの要所であるインドネシアとの防衛連携を深めることは、自由で開かれたインド太平洋地域の平和を守るために決定的な意味を持つからです。単なる形式に終わらせず、海洋安全保障やサイバーテロ対策など、現代に即した実効性のあるテーマが議論されることを強く期待します。
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