日経平均株価が大幅反落!新型肺炎の懸念と円高加速で海外勢が先物売り、今後の株式市場の見通しは?

東京株式市場が緊迫した空気に包まれています。2020年1月23日の取引において、日経平均株価が大きく値下がりする「大幅反落」を記録しました。為替市場で円高ドル安が進んだことをきっかけに、海外の投資家たちが株価指数先物を一斉に売りに出したことが主な原因です。ネット上では「一気に不穏な空気になった」「円高が進むとやっぱり株価は厳しい」といった、先行きを不安視する声がリアルタイムで数多く飛び交っています。

今回の下落に拍車をかけたのが、中国を中心に広がっている新型肺炎への警戒感です。感染拡大のニュースを受けて、香港や上海といったアジア主要の株式相場が急落しました。これを見た日本の投資家たちの間でも、今は積極的に株を買うべきではないという「買い手控え」のムードが瞬く間に広がっています。さらに日経平均は、過去25日間の株価平均値を示し、相場の好不調の目安となる「25日移動平均線」を割り込んでしまいました。

このような事態に対してSNSでは「新型肺炎の影響がどこまで続くのか見えないのが一番怖い」といった悲観的な意見が目立ちます。投資家たちの心理的節目となるラインを割り込んだことで、市場には目先の下落基調を警戒するパニックに近い空気が漂っていると言えるでしょう。世界的な健康被害への懸念がダイレクトに経済へ影を落としている実態が、如実に浮き彫りになった形です。

しかし、このまま下落一辺倒で終わらないのが現在の市場の底力かもしれません。足元では、半導体や電子部品などを製造するメーカーの業績が今後さらに伸びていくだろうという期待感が根強く残っています。将来的な株価の上昇を見込む「先高観(さきたかかん)」を抱く国内の機関投資家や個人投資家たちは、この局面をチャンスと捉えています。株価が下がったタイミングで買いを入れる「押し目買い」が入り、相場を必死に支えました。

SNSでも一部の個人投資家からは「ここが絶好の仕込み時かもしれない」「半導体関連株は押し目買いのチャンス」といった前向きな発言が見られます。主要な株価指数である「JPX日経インデックス400」や「東証株価指数(TOPIX)」も揃って下落したものの、下値では買い支えようとする動きが激しく交錯しています。海外勢の売り圧力と、国内勢の買い意欲が真っ向からぶつかり合う非常にスリリングな展開です。

編集部としては、今回の急落は一時的な調整局面である可能性が高いと見ています。新型肺炎という未知の要素に対する恐怖心から海外勢が一時的に資金を引き揚げているものの、日本の製造業における実体経済の強さは決して損なわれていません。感染症の動向には引き続き厳重な警戒が必要ですが、過度なパニックに陥ることなく、業績が堅調な企業の押し目買いを狙っていく姿勢こそが、最終的にこの相場を制する鍵になるのではないでしょうか。

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