群馬・高崎だるまの老舗が起こす革新!「今井だるま店NAYA」のモダンな創作だるまが国内外で大ブーム!

日本一の生産量を誇るだるまの聖地、群馬県高崎市。この地で1930年に産声を上げた老舗「今井だるま店NAYA」が、今まさに伝統の枠を超えた大改革を起こしています。選挙の必勝祈願や長寿のお祝いなど、古くから人々の願いに寄り添ってきた縁起物のだるまですが、3代目の今井裕久社長の手によって、驚くほどスタイリッシュに変貌を遂げているのをご存じでしょうか。

同店では、手のひらに収まる4.5センチメートルの愛らしいミニサイズから、圧倒的な存在感を放つ75センチメートルの特大サイズまで、約20種類ものバリエーションを展開しています。価格も300円から10万円と幅広く、年間3万個から5万個もの作品が職人の手によって丁寧に生み出されており、店頭だけでなくネットショップでも購入が可能です。

今井社長が26歳で家業を継いだバブル期は、皮肉にも伝統工芸への関心が薄れつつある時代でした。当時は神社仏閣の周辺でしか手に入らなかっただるまを、より多くの人に届けるため、社長は販路の開拓に奔走します。顧客の高齢化という課題に対し、子ども向けのキャラクターだるまや、若い世代の門出を祝う「ブライダルだるま」を開発し、新たなファン層を広げていきました。

SNS上では「古臭いだるまのイメージが180度変わった!」「結婚祝いに贈ったらすごく喜ばれた」といった声が溢れており、従来の枠にとらわれない柔軟なアイデアが、現代の若者たちの心に深く刺さっていることがうかがえます。歴史を守るだけでなく、今のライフスタイルに寄り添う姿勢こそが、伝統を未来へつなぐ鍵になるのだと強く実感させられます。

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世界を魅了する!インテリアに調和するモダンデザインと世界進出

現代の洋風な住空間にも美しく馴染むアイテムとして、2006年からスタートしたのが「デザイナーズだるま」です。伝統的な赤色から一転、白と黒を基調としたミニマルな色彩を採用しました。側面には「七転び八起き」を意味するイタリア語がお洒落に配置されており、東京・代官山のセレクトショップを起点に、有名百貨店へとその人気が飛び火しています。

さらに、その魅力は国境を越えて世界中へ広がっています。チェコでの絵付けワークショップの成功を皮切りに、2017年にはシンガポールでの販売を開始しました。現在はフランス・パリのセレクトショップや、イギリス・ロンドンの大英博物館のショップにも並んでおり、日本のセレクトショップ(厳選された質の高い商品を扱う店舗)文化と共に海外でも高く評価されています。

直近の2019年には日本サッカー協会とタッグを組み、日本代表の愛称を冠した「サムライブルー」のだるまを発表しました。さらに同年に開催されたラグビーワールドカップでも、来日した各国選手を歓迎する特別なだるまを製作し、世界的なスポーツの祭典を華やかに彩っています。まさにスポーツと伝統工芸の見事なコラボレーション(共同制作)と言えるでしょう。

間近に控えた2020年の東京五輪に向け、海外での日本文化への注目度は最高潮に達しています。今井社長はこれからも、職人の技を目の前で披露するライブパフォーマンスや地域イベントを通じ、だるまの新たな価値を発信し続ける構えです。単なるお守りではなく、世界に誇るアートピースへと進化した高崎だるまの未来から、今後も目が離せません。

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