テニス界が熱狂に包まれる四大大会の一つ、全豪オープンテニスにおいて、日本中を沸かせる嬉しいニュースが飛び込んできました。2020年1月22日、予選から見事に3試合を勝ち上がった日比野菜緒選手が、本戦でも見事な逆転勝利を収め、自身初となる全豪オープンでの白星を手にしたのです。予選からの勢いをそのままに、大舞台で結果を残す姿は多くのファンに感動を与えています。
試合は息をのむ展開となりました。第3セットの途中で、対戦相手である34歳のベテラン、彭帥選手の両脚にけいれんが襲いかかります。筋肉が急激に収縮して硬直してしまうこの症状により、相手の動きが一気に鈍くなった隙を日比野選手は見逃しませんでした。ここぞとばかりに猛攻を仕掛け、一気に突き放す勝負強さを見せてくれたのです。
この劇的な幕切れに対して、SNS上でも「最後まで諦めない姿勢が勝利を呼び込んだ」「次戦もこの調子で突き進んでほしい」といった熱い声援が飛び交っています。運も味方につけた見事な突破劇に、タイムラインは祝福のコメントで溢れかえりました。
しかし、試合後の日比野選手に浮かれた様子は一切ありませんでした。「今回は相手のけいれんに救われた」と冷静に振り返り、自分から消極的なプレーを選択してしまった場面が多かったことを深く反省しています。勝利に奢らず、どこまでもストイックに自らのテニスと向き合う姿勢こそが、彼女の最大の魅力と言えるでしょう。
彼女が理想として掲げているのは、男子テニス界の絶対王者であるノバク・ジョコビッチ選手のプレースタイルです。守備から攻撃への素早い切り替えや、どんな状況でも崩れない強固なテニスを目指しています。「さらに上を目指すためには、対戦相手に左右されずに自分のスタイルを貫くことが重要」と語る彼女の眼差しは、すでに次なる高みを見据えているようです。
スポーツにおいて、予期せぬトラブルも含めて実力のうちと言えますが、それを謙虚に受け止める日比野選手には一流の品格を感じます。自分の理想とするテニスを確立し、世界を驚かせる存在へ進化していく彼女の挑戦を、私たちはこれからも全力で応援していきたいところです。
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