【日本初】関門海峡をまたぐ空中大決戦!国内最長1740メートルの絶景海上ジップラインが2021年誕生へ!魅力と課題を徹底解説

山口県下関市と福岡県北九州市を繋ぐ関門海峡に、世界中を驚かせる壮大な新アトラクションが誕生しようとしています。地元の事業者である「ケイエムアドベンチャー」が、海を越える未だかつてないジップラインの建設を計画していることが2020年01月22日、明らかになりました。年内の着工を目指しており、順調に進めば2021年中頃には、誰も見たことがない絶景の空中散歩が現実のものとなります。ネット上でも「これは絶対に飛んでみたい」「スリルが凄そう」と早くも大きな話題を呼んでいます。

ジップラインとは、木々や支柱の間に張られたワイヤーロープにハーネスと呼ばれる安全帯を装着してぶら下がり、滑車を使って滑り降りる大人気のアトラクションです。まるで鳥になったかのような非日常の浮遊感を味わえるのが最大の魅力となっています。今回の計画が注目を集めている理由は、その驚異的なスケールにあります。滑走距離は約1740メートルに及び、現在国内最長である新潟県の施設を遥かに上回る、圧倒的な日本一の長さが誕生することになるのです。

出発地点に予定されているのは、標高268メートルを誇る下関市の火の山の山頂付近です。ここから対岸の門司区に向けて2本のワイヤーが架けられます。高低差は約190メートルで、傾斜自体は比較的緩やかです。しかし特筆すべきは、海面から130メートル以上の高さを滑走するという凄まじい高度感でしょう。眼下には激しい潮流の関門海峡が広がり、行き交う巨大な船舶や、関門橋を走り抜ける車を見下ろしながら空中を駆け抜ける体験は、世界でも類を見ません。

この計画を率いる大久保誠社長は、2017年からこの壮大な夢に向けて奔走してきました。本業の建築業で培ったノウハウを活かし、2019年05月には法人化を果たして事業計画を練り上げてきたそうです。利用料金は1回2万円程度を想定しており、海外の富裕層を地方へ呼び込む強力な観光資源として大きな期待がかかります。地元の観光活性化に繋がるのは確実であり、これまで知名度に悩んできた火の山周辺のテコ入れとして、下関市もこの挑戦を全面的に後押しする方針を固めています。

地方創生の起爆剤として完璧に見える計画ですが、実現へのハードルは決して低くありません。建設地が国立公園内であるため環境省の許可が必要なほか、過密な海上航路や国道をまたぐため、国土交通省や海上保安庁など、数多くの行政手続きをクリアしなければなりません。総工費も約12億円と巨額で、海上での難工事が予想されます。利権や安全性の確保など壁は多いですが、この山積する課題をスピード感を持って乗り越えられるかが、プロジェクトの命運を握るでしょう。

編集部としては、この挑戦的なプロジェクトを心から応援したいと思います。前例のない海上ジップラインは、単なる遊び場を超えて、日本の新しい観光の形を示す象徴になるはずです。役所特有の縦割り行政による遅延が懸念されますが、地方が自立して世界に挑む一歩として、関係各所には柔軟かつ迅速な対応を期待してやみません。まずは年内の着工という最初の大勝負がうまくいくよう、進展を見守りたいところです。2021年の夏、私たちが関門海峡の空を舞う日が待ち遠しいですね。

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