家電量販店の「ポイント還元」競争が激化!ビックカメラとヨドバシが仕掛ける囲い込み戦略の全貌

2020年2月3日現在、家電量販店業界で熾烈な顧客の囲い込み競争が繰り広げられています。特に注目を集めているのが、ポイント還元率を大幅に引き上げる施策の数々です。普段のお買い物がもっとお得になるこの現状について、業界の動向を紐解いてみましょう。

まず、大きな動きを見せたのがビックカメラです。2020年1月中旬より、店舗でのお買い物において楽天の会員ポイントを最大20.5%還元するという、驚異的なキャンペーンを開始しました。これは単なる割引ではなく、指定のサイトで店舗訪問を予約した上で購入するという条件を満たすことで、驚くほどのポイントを獲得できる仕組みです。

スポンサーリンク

「経済圏」で顧客を離さない戦略

ビックカメラの狙いは明確です。楽天が展開する「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」という仕組みをご存知でしょうか。これは、楽天グループの金融や通信といった関連サービスを利用すればするほど、楽天内でのポイント還元率が上昇するシステムのことです。ここにビックカメラの店舗利用を掛け合わせることで、楽天ユーザーを店舗へ積極的に誘導しています。

SNS上でも「家電量販店でこれほどの還元が受けられるとは驚きだ」といった声や、「楽天経済圏にどっぷり浸かっているから見逃せない」といった反響が多く見受けられます。実店舗の体験とネットの利便性を融合させることで、ロイヤルカスタマー、すなわち「その店を非常に好んで利用してくれる熱心な顧客」を育て上げようとする意図が透けて見えますね。

ライバル・ヨドバシカメラの対抗策

もちろん、ライバルであるヨドバシカメラも指をくわえて見ているわけではありません。2020年1月1日より、自社クレジットカードを利用した際のポイント還元率をさらに強化しました。通常10%のポイントに自社カードの特典などを上乗せし、最大で15%ものポイントが付与されるケースが登場しています。

ヨドバシカメラは、2019年4月に買収したアウトドア用品店「石井スポーツ」とのポイント統合も実施しました。登山家などの強固なファンベースを持つ石井スポーツと連携し、ネット通販と実店舗をシームレスに行き来させることで、自社のグループ内に顧客をしっかり留まらせようとしています。

個人的には、これら過度なポイント合戦には少し注意が必要だと感じています。還元率の高さに目を奪われがちですが、大切なのは「自分が本当によく使うサービス」を見極めることではないでしょうか。各社が競うことで消費者が恩恵を受けられる点は非常に魅力的ですが、自らのライフスタイルに合わせた「賢い利用」を心がけたいものですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました