AIが拓く新しい融資のカタチ!山口FGの信用スコア連動型カードローンがSNSで話題沸騰な理由

地方銀行の融資スタイルに、今までにない全く新しい風が吹き込んでいます。山口フィナンシャルグループの傘下である山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の3行は、2020年02月04日からユニークなカードローンの取り扱いを開始しました。

この商品の最大の特徴は、利用者の「信用スコア」に応じて実質的な金利が変動する仕組みにあります。今回はIT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が開発した次世代型の与信サービス「リリップ」を導入したことで、大きな注目を集めているのです。

ここで注目したい「信用スコア」や「与信」という言葉ですが、これは個人の信頼度を数値化し、お金を貸し出す際の基準にする仕組みを指します。従来のような年収や勤務先だけで判断する厳格な審査とは異なり、個人の可能性をより柔軟に評価できるのが魅力でしょう。

今回の対象となるのは、対象3行の預金口座を所有しており、かつ安定した収入がある方々です。融資の形式は限度額50万円の当座貸し越しとなっており、ベースとなる金利は一律で14.5%に設定されています。一見すると一般的な利率に思えるかもしれません。

しかし、ここからがこのローンの面白いところです。利用者はスマートフォンの専用アプリを使い、自身の金銭感覚を試すようなアンケートに回答していきます。このやり取りを通じて個人の信用スコアが上昇すると、なんとキャッシュバックが受けられるのです。

その還元率は最大で4.8%分にも達するため、実質的な金利は最低で9.7%まで引き下がります。自分の行動や考え方がダイレクトに負担軽減へと繋がるシステムは、ゲーム感覚で楽しみながら取り組めるため、現代のニーズに非常にマッチしていると感じます。

ネット上でも「アンケートに答えるだけで金利が下がるのは画期的」「自分の金銭感覚が評価されるのはおもしろい」といったポジティブな反響が続々と上がっています。心理的なハードルを下げ、身近に感じさせる工夫がSNS世代の心を掴んでいるようです。

銀行側はローンの残高に応じてDeNAへ手数料を支払う仕組みとなっており、異業種がタッグを組んだ見事なビジネスモデルが成立しています。単にお金を貸すだけでなく、利用者のマネーリテラシー向上を促す観点からも、非常に有意義な試みではないでしょうか。

このようにテクノロジーを駆使した金融サービスは、今後の地方銀行の在り方を大きく変える可能性を秘めています。地方から発信されたこの先進的な取り組みが、今後全国へどのように広がっていくのか、期待の眼差しが集まっています。

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