マイカーの新しい常識!DeNAの車サブスクが全国1000店舗へ拡大し、選べる楽しみが加速する

自動車を「所有」する時代から、ライフスタイルに合わせて「利用」する時代へ。急速な変化を遂げるモビリティ業界において、ディー・エヌ・エー(DeNA)の動きが大きな注目を集めています。2020年2月6日現在、DeNAグループは、自動車のサブスクリプション(定額制)サービスを全国規模で一気に加速させる方針を打ち出しました。

サブスクリプションとは、月々の一定料金を支払うことで、製品やサービスを継続的に利用できる仕組みのことです。車のサブスクにおいては、車両代金だけでなく、自動車税や車検代といった維持費も月額料金に含まれるケースが多く、突発的な出費を抑えられる点が消費者にとって非常に魅力的でしょう。

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全国に広がる「SOMPOで乗ーる」の利便性

DeNA傘下の「DeNA SOMPO カーライフ」が2019年6月から展開しているサービス「SOMPOで乗ーる」は、トヨタやホンダといった国内メーカーはもちろん、ポルシェなどの輸入車まで含めた約320車種の新車を取り揃えています。3年、5年、7年といった契約期間を選び、自分の生活リズムに合わせて新車に乗れるこの仕組みは、すでに多くの利用者から支持を集めています。

例えば、7年契約でトヨタのプリウスを選んだ場合、月額料金は税別4万2300円から設定されています。この手軽さが「所有」と「利用」のちょうど中間に位置する新たな需要を掘り起こしているようです。同社はこれまで東名阪を中心に展開してきましたが、2020年4月までには全国の保険代理店を対象に、現在の5倍となる1000店規模まで取扱拠点を拡大する計画を立てています。

カーシェアとサブスクの融合で生まれる新価値

SNS上では、この拡大方針に対して「維持費を気にせず新車に乗れるのは嬉しい」「近所の保険代理店で手続きできるなら安心感がある」といった期待の声が多く上がっています。また、車を持たない人が増える中で、自分の状況に合わせて乗り方を選べる柔軟性が高く評価されているようです。

DeNAは、2015年から個人間カーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」も手掛けています。こちらはマイカーをオーナーが1日単位で貸し出せる仕組みで、会員数30万人、登録車両9000台という規模に成長しました。さらに2019年にはSOMPOホールディングスと共同出資会社を設立し、強固なネットワークを基盤にカーシェアとサブスクを融合させる体制を整えています。

私個人としても、この「使い分け」の提案には強く共感します。週末だけの利用ならカーシェア、毎日快適に新車を乗りたいならサブスクと、消費者が目的に応じて最適な手段を選択できる社会は非常に合理的です。さらに、ホンダが2020年1月28日に中古車のサブスクを開始するなど、競合他社も続々と参入しており、自動車メーカー各社の価格競争やサービス競争が今後さらに激化することは間違いありません。

ただ単に「車に乗る」という枠を超え、移動そのものの価値を問う時代が到来しています。今後、どれだけ個々の消費者に寄り添った提案ができるか。それが、多様化するニーズを勝ち取るための最大の鍵となるでしょう。

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