独創的なアイデアを形にし、世界を変える一歩を踏み出す中小企業を強力にバックアップする取り組みが、今まさに注目を集めています。公益財団法人市村清新技術財団(東京都大田区)は、優れた技術の実用化を支援する「新技術開発助成金」の2019年度第2次助成対象となる8社を厳選しました。栄えある贈呈式は、2020年2月13日に華やかに執り行われる予定です。
インターネット上では、今回の発表に対して「日本のものづくりを支える素晴らしい試み」「革新的なベンチャーの未来が楽しみだ」といった熱い応援の声が多数寄せられています。やはり、優れた技術力を持っていながらも資金面で課題を抱える企業にとって、このような公的なサポートは非常に意義深いものとして歓迎されているようです。
未来を切り拓く注目の開発企業をご紹介
選出された企業の中でも特に熱視線を浴びているのが、高度技術研究所(茨城県ひたちなか市、清水勲社長)です。同社は、医療や生物学の発展に不可欠な「細胞を生きたままの状態で観察できる顕微鏡」という、非常に先進的な機器の製品化を目指しています。生命の神秘をありのままに捉えるこのデバイスは、病気の原因究明や新薬開発の現場に革命をもたらす可能性を秘めていると言えるでしょう。
さらに、ものづくりの概念を覆す挑戦を行っているのが、吉野機械製作所(千葉市、吉野有信社長)です。彼らが手掛けるのは、デザイン性の高い美しい金属製品を自由自在に作り出す「3D造形加工機」の創出となります。これまで職人の熟練技が必要だった複雑な立体加工をデジタル技術で再現するこの試みは、製造業の勢力図を大きく塗り替えるポテンシャルを秘めており、今後の市場展開から目が離せません。
筆者の視点としても、このような独創的かつ実用性の高い技術への資金援助は、日本が国際的な競争力を維持するために極めて重要なプロセスであると考えます。イノベーションの芽を育てる財団の眼識には敬意を表したいですし、採択された各社がこのチャンスを活かして世界へ羽ばたくことを期待して止みません。
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