メディシスが大幅増益!調剤薬局のM&Aと医薬品仕入れ効率化で2019年4〜12月期連結決算は経常益20%アップを達成

調剤薬局ネットワークを展開するメディカルシステムネットワーク(メディシス)が発表した最新の決算が、大きな注目を集めています。同社が2020年2月6日に開示した2019年4月1日から2019年12月31日までの連結決算によれば、本業の儲けを示す経常利益が前年の同じ時期と比べて20%増の12億円へと急成長を遂げました。この頼もしい数字に対してSNS上では、「医療の効率化ビジネスはやはり強い」「堅実な成長で安心感がある」といったポジティブな声が数多く上がっている状況です。

この目覚ましい業績を牽引した最大の要因は、同社が強みとする「医薬品仕入れ効率化支援サービス」の加盟店が順調に拡大したことにあります。このサービスはいわば、各地の薬局が共同で薬を安く仕入れるための仕組みを提供するものです。個々の薬局経営をバックアップするビジネスモデルが時流に乗り、見事な成果へと結びつきました。さらに売上高に関しても、前年同期比で9%増となる789億円を記録しており、企業の規模自体も順調に大きくなっていることが伺えるでしょう。

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積極的なM&A戦略が功を奏した売上増と今後の展望

売上高がこれほど伸長した背景には、調剤薬局部門における積極的な「M&A」の推進が挙げられます。M&Aとは企業の合併や買収を指す言葉であり、同社は他社をグループに迎え入れることで、既存の市場でのシェアを一気に拡大させることに成功したのです。時代の変化に合わせたスピード感のある経営判断が、売上の底上げという形で見事に実を結んだと言えます。SNSでも「調剤薬局の再編をリードしている」と、その戦略的な動きを高く評価する書き込みが目立ちました。

一方で、最終的な儲けを表す純利益については、前年同期比で12%減の3億2600万円という結果にとどまっています。しかしこれは本業の不調ではなく、前年に計上されていた「繰り延べ税金資産」という将来の税金を軽減する効果を持つ会計上の資産がなくなったことで、一時的に税金費用が増加したためです。つまり一過性の要因による減益であり、企業の基礎体力自体はむしろ向上していると判断して良いでしょう。同社は2020年3月期通期の業績予想を据え置いています。

筆者の視点として、今回の決算は医療業界のDXや効率化がいかに求められているかを証明する結果になったと感じます。小規模な薬局が単独で生き残るのが難しい時代だからこそ、メディシスのようなネットワーク支援やM&Aによる規模の利益の追求は、今後の医療インフラを支える上で極めて重要な戦略です。純利益の減少という表面的な数字に惑わされず、経常利益の大幅な伸びに表れている事業の本質的な強さを見極めることが、これからの市場を読み解く鍵になるはずです。

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