いよいよ開催が間近に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。街の景色や私たちの働き方が、今まさに大きな変革の時を迎えています。特に大きな話題を集めているのが、2020年1月3日にリニューアルオープンを果たした東京メトロ銀座線の渋谷駅です。これまでのイメージを覆すモダンな姿に、驚きを隠せない方も多いのではないでしょうか。
新駅舎の最大の特徴は、波打つような「M字形」の美しい屋根にあります。内部は柱を極限まで減らし、壁面の一部にガラスを取り入れたことで、光が差し込む開放的な空間へと生まれ変わりました。さらに、ホームの横幅が従来の約2倍となる約12メートルに拡張されています。これにより、混雑時の安全性や快適性が劇的に向上したと言えるでしょう。
この劇的な変化に対し、SNS上でも「近未来感がすごくてワクワクする」「広くなって乗り換えがスムーズになった」といった歓喜の声が相次いでいます。利便性とデザイン性を兼ね備えた新駅は、東京の新たな玄関口として世界中の人々を魅了するに違いありません。
伝統色を纏った観戦チケットと環境に優しい聖火リレー
大会を彩るアイテムへの注目も高まっています。2020年1月15日には、競技観戦チケットのデザインが公表されました。日本の伝統的な美意識を映し出した縦型のカードには、競技のシンボルマークであるピクトグラムが美しく配置されています。
デザインのベースとなるのは、日本の四季や文化を象徴する4つの伝統色です。鮮やかな「紅(べに)」、深みのある「藍(あい)」、高貴な「藤(ふじ)」、そして瑞々しい「松葉(まつば)」でエリアごとに色分けされており、手にするだけで胸が高鳴る仕上がりですね。ネット上では「記念にずっと飾っておきたい」「全種類をコンプリートしたくなる美しさ」と、デザイン性の高さを絶賛する投稿で溢れています。
また、環境への配慮という面でも今大会は世界をリードしています。2020年1月24日の発表によると、聖火リレーの一部の区間において、オリンピック史上初となる「水素燃料」を用いたトーチが採用されることになりました。
この水素は、東日本大震災からの復興を進める福島県浪江町の工場で製造されたものです。燃焼時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素を一切排出しないクリーンエネルギーである水素を使う試みは、持続可能な社会を目指す強力なメッセージになるでしょう。エコな未来を体現する聖火の光が、日本中をどのように照らすのか期待が膨らみます。
五輪を機に加速する多様な働き方と社会のダイバーシティ
大会期間中の混雑緩和や移動の制限を見据え、企業の働き方にも先進的な動きが見られます。三菱ケミカルホールディングスは、2020年7月24日から2020年8月9日までの大会期間中、全従業員にあたる約150人を対象に「テレワーク」を実施すると、2020年1月15日に発表しました。
テレワークとは、情報通信技術を活用し、会社のオフィス以外の場所である自宅などで柔軟に働く勤務形態を指します。この革新的な試みに対して、SNSでは「大企業が先頭に立って実践するのは素晴らしい」「これを機に日本全体の働き方改革が進みそう」といったポジティブな意見が目立ちます。五輪は、日本のビジネスライフをアップデートする絶好のチャンスとなるはずです。
さらに、真の多様性を備えた社会づくりへの議論も白熱しています。2020年2月6日には、障害者のビジネス界への参画を後押しする国際組織「The Valuable 500」の創設者であるキャロライン・ケイシー氏が、日本財団が主催するセミナーに登壇しました。
ケイシー氏は講演の中で、障害を持つ人々が多様な才能を発揮できる環境を作るため、企業のトップが率先して行動を起こしてほしいと力強く訴えました。そして、その変革こそが東京五輪の有形無形の遺産、すなわち「レガシー」になるべきだと語っています。私たちはこの大会を単なるスポーツの祭典で終わらせず、誰もが輝ける共生社会へと一歩を踏み出す契機にしていきたいものです。
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