日本のビューティ業界を牽引する化粧品メーカーのコーセーが、2020年3月21日および2020年6月下旬付の重要な役員・人事異動を発表しました。今回の刷新は、目まぐるしく変化する市場環境に迅速に対応するための戦略的な布陣と言えます。特に、近年のトレンドであるデジタル化や世界進出への強い意志が感じられる、極めて意欲的な新体制が整えられました。
3月の人事では、生産や調達を統括するサプライチェーン・マネジメント(SCM)部門のトップに新本浩一氏が就任するほか、人事の牛村稔氏、経理の望月慎一氏がそれぞれ上席執行役員へと昇格します。企業の基盤を支えるバックオフィス部門の強化により、経営の安定性をいっそう高める狙いが見て取れます。SNS上でも「コーセーの屋台骨がさらに強固になる」と期待の声が寄せられていました。
さらに注目すべきは、未来の成長を左右する最先端部門の強化です。今回から新たに、松原徹氏がデジタルマーケティング戦略の執行役員に、宮田康弘氏がアジア事業部長を兼任する執行役員に就任します。これは、インターネットを活用した宣伝手法や、巨大なアジア市場でのシェア拡大を本気で狙いに行くという、同社の明確なメッセージではないでしょうか。
研究開発部門でも、技術情報管理と皮膚・薬剤研究のトップが入れ替わるなど、知識の融合を図る興味深い異動が行われます。安全性やメイク製品の研究室にも新しいリーダーが誕生し、これまで以上に革新的な化粧品が生まれる予感が漂います。顧客の安心と美に寄り添う姿勢が、こうした研究部門の活性化からもひしひしと伝わってきます。
その後、2020年6月下旬には経営の透明性を高める監査体制の変更も予定されており、田部信二氏が常勤監査役に就くことで、ガバナンスがさらに強固になるでしょう。時代の変化を恐れず、常に進化を続けるコーセーの新体制は、今後の化粧品業界に新たな風を吹き込むに違いありません。一ファンとしても、これからの新商品やグローバルな活躍が本当に楽しみです。
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