G-SHOCKでお馴染みのカシオ計算機が、これまでに培った独自の技術力を武器に、驚くべき新事業の開拓を急速に進めています。時計事業で磨き上げた精密加工技術や、デジタルカメラの先進技術を応用し、なんと医療現場やインフラ監視といった新たな領域へ進出しているのです。
同社は2020年3月期に数十億円規模を見込む新規事業の売上高を、2022年3月期には200億円へと一気に引き上げる野心的な計画を掲げています。さらに将来的には1000億円の大台も視野に入れているというから驚きです。この大胆な方針転換には、主要ビジネスだけに依存しない強固な経営体質を作りたいという強い決意が滲み出ていますね。
SNS上では「カシオの技術が医療現場を救うなんて胸熱!」「あの頑丈なG-SHOCKの技術がインフラを支えるネジになるのは納得」といった期待の声が続々と上がっています。消費者向けデジカメ市場からは2018年に撤退した同社ですが、その遺産は形を変えて見事に息づいているのです。
皮膚がんの早期発見を支える!驚異の医療用「ダーモカメラ」
すでに大きな注目を集めているのが、2019年5月24日に発売された皮膚科向けの「ダーモカメラ」です。これは皮膚の表面を特殊な光で照らし、拡大して観察する医療用機器のことで、ほくろなどの画像から悪性腫瘍か否かを判別しやすくする画期的な機能を持っています。
価格は約20万円と高価ですが、発売から約4ヶ月で約400台を売り上げるなど、医師からの注文が殺到しています。医療機器は利益率が高く、同社の新たな収益の柱として大いに期待できそうです。さらに2020年度には婦人科向けの診療用カメラの投入も控えており、医療分野での存在感は増すばかりでしょう。
G-SHOCKのタフさがインフラを救う?「スマートネジ」の衝撃
カシオの強みはカメラだけにとどまりません。あの最強の腕時計で培った耐衝撃性や耐振動性のノウハウを活かし、災害時に建物や道路といったインフラの歪みを遠隔監視できる「スマートネジ」の開発をスタートさせました。これはネジの頭部にひずみを検知するセンサー基板を組み込む最先端技術です。
老朽化が進む日本のインフラを守る切り札として、この技術は非常に意義深いと感じます。また、家庭用プリンターの技術を応用してコーセーと共同開発した「ネイルプリンター」など、同社は私たちが想像もしない形で技術の棚卸しを行い、誰も手をつけていない市場の創造へ突き進んでいます。
現在は時計事業が売上高の約6割を占める同社ですが、2020年にはアシックスと組んだランナー向けスマートウォッチの発売も控えています。現状の主力ビジネスが堅調なうちに次の大黒柱を育てるという、カシオの攻めの姿勢には日本のものづくりの未来を明るく照らす可能性が満ちあふれているのではないでしょうか。
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