💰【不動産投資】J-REIT市場に資金流入!ラサールロジポートが公募増資、平和不動産リートは無担保投資法人債を発行

2019年5月30日時点の金融市場では、不動産投資信託、通称J-REIT(ジェイ・リート)の分野で、資金調達の動きが活発になっています。J-REITとは、投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設などの不動産に投資し、そこから得られる賃料収入や売却益を分配する仕組みの金融商品です。このたび、物流施設への投資に特化するラサールロジポート投資法人(証券コード3466)が、公募増資による新たな投資口の発行・売出を発表しました。

ラサールロジポート投資法人の投資口、すなわち株式に相当する部分の発行および売出価格は、12万1,387円と決定されました。申込期間は2019年5月30日から5月31日までの2日間で、払込日は2019年6月5日となる予定です。公募増資は、新たな投資口を発行して市場から資金を調達し、これを新規の物件購入などに充てることで、投資法人全体の資産規模と収益力を向上させる狙いがあります。

一方、都心部のオフィスビルなどに投資する平和不動産リート投資法人(証券コード8966)は、無担保投資法人債を発行して資金調達を行いました。無担保投資法人債とは、その名の通り担保を設定しない社債のようなもので、長期かつ安定的な資金を借り入れるための手法です。これにより、同法人は財務の健全性を維持しつつ、物件取得や既存物件の改修など、中長期的な戦略に必要な資金を確保しています。

平和不動産リート投資法人が発行するのは、第4回と第5回の2種類です。第4回債は10億円の規模で、償還期限は2024年5月31日、利率は0.410%と決定されました。第5回債は16億円の規模で、償還期限は2029年5月31日とより長期であり、利率は0.820%となっています。これらの債券の申込日は2019年5月29日、払込日は2019年6月4日、発行価格はいずれも額面通りの100円でした。

私見ですが、このJ-REIT市場における活発な資金調達の動きは、日本の不動産市場、特に物流施設やオフィスといった分野に対する、投資家の根強い需要と信頼感を反映していると言えるでしょう。低金利が続く環境下で、相対的に高い分配金利回りが期待できるJ-REITは、安定収益を求める投資家にとって魅力的な投資対象であり続けています。特に、平和不動産リート投資法人が発行した無担保債の利率が、長期になるほど高くなっている点は、市場がリスクとリターンのバランスを適切に評価していることの証拠でしょう。両投資法人の今後の運用戦略と、調達した資金がどのように資産規模の拡大につながっていくのか、市場は注視しています。

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