新生活への第一歩となる引っ越しですが、荷造りの際に出てくる大量の「不用品」に頭を悩ませた経験はありませんか。そんな煩わしさを解消する待望のサービスが、2019年11月28日までに産声を上げました。楽天と、引っ越し見積もりサイトを運営するグライドなど3社が共同で開始した「フリマ引越」が今、大きな話題を呼んでいます。
SNSではこのニュースに対し、「メルカリやラクマに出したいけど、引っ越し作業中に梱包や発送をする余裕なんてないから助かる!」「段ボールに詰めるだけでいいのは画期的すぎる」といった期待の声が続々と上がっています。特に時間のない単身世帯のユーザーからは、手間を丸投げできる利便性に熱い視線が注がれているようです。
このサービスは、スマホ一つで引っ越しの見積もりから不用品の出品代行まで完結できる点が最大の強みです。利用者は、宅配収納サービスを手がけるトランク社から届く専用の箱に、売りたい品物を詰め込んで送り返すだけで済みます。あとはプロが商品の撮影やフリマアプリ「ラクマ」への出品手続きをすべて引き受けてくれるのです。
忙しい人の味方!手数料を払ってでも手に入れたい「時間のゆとり」
ここで注目したいのが、出品代行という仕組みです。本来、フリマアプリは「高く売れる」メリットがある反面、購入者とのやり取りや梱包作業といった手間がかかります。新サービスでは、売却代金から送料880円を除いた額の3割が手数料として差し引かれますが、引っ越しという多忙な時期において、この手間を解消できる価値は計り知れません。
私は、この取り組みこそが現代の「捨てない暮らし」を加速させる素晴らしいモデルだと確信しています。これまでは「面倒だから」と捨てられていた価値ある品々が、こうしたサービスを通じて次の方へと繋がっていくのは、非常にエコロジーです。3社が指摘するように、不用品が最も顕在化する引っ越し時こそ、潜在的なニーズは間違いなく高いでしょう。
2019年11月29日現在、フリマ引越は単身者向けにスタートしていますが、今後はさらに広がりを見せるはずです。引っ越し代金の足しに不用品の売上を充て、さらに荷物も減らせる。そんな賢い選択が、これからの日本の転居シーンにおける新常識となっていくに違いありません。
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