DeNA南場智子会長が描く20年後の未来!5GとAIで「日常の楽しさ」を最大化する新戦略

2019年、設立20周年という大きな節目を迎えた株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)。創業者であり会長を務める南場智子氏が、これからの20年を見据えた壮大なビジョンを「世界経営者会議」の場で語りました。南場氏が目指すのは、ITや人工知能(AI)を駆使して社会をより効率的にし、人々が心から楽しめる時間を増やすことだといいます。

SNS上では「南場さんの言葉にはいつもエネルギーをもらえる」「自動運転がもたらす『移動のエンタメ化』に期待したい」といったポジティブな反応が多く寄せられています。テクノロジーの進化を単なる利便性の追求で終わらせず、熱狂や楽しさに結びつける姿勢は、まさにエンターテインメントと多角的な事業を融合させてきたDeNAらしい挑戦と言えるでしょう。

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5Gが切り拓く自動運転とリアルタイム体験の新時代

2020年から本格的な商用化が予定されている次世代通信規格「5G」について、南場氏は非常に強い期待を寄せています。5Gとは「高速大容量」「低遅延」「多接続」を特徴とする通信技術のことです。特にデータの送受信に発生するわずかなズレ、いわゆる「遅延」が課題となる分野において、5Gは劇的な解決策をもたらすことになります。

DeNAは現在、NTTドコモや九州大学と連携し、自動運転バスの運行管理に関する実証実験を精力的に進めています。自社で自動運転のハードウェアそのものを開発するのではなく、その技術を使ってどのような「体験」を生み出すかというサービス構築に注力する構えです。運転という制約から解放された車内が、新しい楽しみの場に変わる日はすぐそこまで来ています。

また、ゲーム分野においても5Gの効果は絶大でしょう。これまで以上に高品質な映像を使い、一瞬の判断が勝敗を分けるようなリアルタイム対戦も、ストレスなく楽しめると予測されています。南場氏が見つめる未来では、テクノロジーが私たちの生活の隅々にまで浸透し、これまでにない「ワクワクする瞬間」を創出してくれるに違いありません。

社内から起業家を輩出する「ゆるやかなつながり」の挑戦

今回の発表で特に注目を集めているのが、100億円規模のベンチャーファンドの設立です。驚くべきは、その資金の半分を「起業や独立を目指す自社社員」への投資に充てるという方針です。南場氏は「優秀な人材を外へも開放する」と決断した背景に、自身の大きな心境の変化があったことを明かしました。

これまでの巨大IT企業であるGAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)とは異なる、個人の情熱を支えるプラットフォームを目指すという姿勢は非常に革新的です。ネット単体のサービスが飽和しつつある現代において、リアルのサービスとITを組み合わせた新たな価値創造が求められています。その担い手として、自社の枠を超えて挑戦する社員を応援する仕組みは、日本企業の新しい在り方を示しています。

編集者の視点から見ても、優秀な人材を囲い込むのではなく、エコシステム(共生圏)として広げていく戦略は、長期的な企業の成長に寄与すると確信しています。南場氏のリーダーシップのもと、DeNAが提供する「楽しさ」が、5Gという追い風に乗って世界をどのように彩っていくのか、2019年11月13日現在のこの熱気から目が離せません。

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