LIXILが2020年1月1日付の最新人事を発表!生産体制の強化とグローバル展開を加速させる狙いとは?

住まいと暮らしの総合住設建材メーカーであるLIXILが、2020年1月1日付で実施した新たな人事異動を発表しました。今回の人事改編は、主に住宅建材やサッシなどを手掛ける「LIXIL Housing Technology Japan」の生産本部が対象となっています。新年の幕開けとともに組織の若返りや最適化を図る意図が垣間見える内容です。SNS上でも「大手メーカーの年始めの人事は今後の戦略が見えて興味深い」「タイの現地法人トップが変わるのか」といった、ビジネスパーソンからの関心の声が寄せられています。

今回の人事では、国内の主要工場におけるリーダー陣が大きく入れ替わりました。まず、西日本統括工場長と有明工場長を兼任するポストには前田篤史氏が就任しています。前田氏はこれまで、社内の業務効率化や生産性向上を目的としたシステムや戦略の企画部門で手腕を振るってきた人物です。現場の指揮官として培ったノウハウを、西日本エリアの製造基盤にどう組み込んでいくのか注目が集まります。また、関東の製造拠点である岩井工場の新工場長には鶴岡克佳氏が抜擢されました。

今回の人事異動で特に注目したいキーワードが「TOPS推進」と「NGF戦略」という専門用語です。これらはLIXIL独自の生産管理システムや、次世代のグローバル展開を見据えた経営戦略の名称を指しています。いわば、最先端のモノづくりを効率的に行うための社内プロジェクトです。この重要な部門の舵取りを行う企画職には、前述の岩井工場で長年トップを務めていた岡畑真典氏が着任しました。現場のリアルを知るリーダーが本部の戦略部門へ加わることで、より実効性の高い経営改革が期待できるでしょう。

さらに、今回の発表で最もインパクトがあるのは、海外拠点である「TOSTEM THAI」のマネージングディレクター、つまり現地法人の社長に大薮隆二氏が就任した点です。大薮氏はこれまで西日本統括工場長などの重責を担ってきた、国内製造のスペシャリストです。日本の高品質なモノづくりの遺伝子をそのままタイの拠点へ注入し、東南アジア市場での競争力を一気に高めようとする企業の強い意思が感じられます。国内の安定だけでなく、世界を視野に入れたLIXILの攻めの姿勢には今後も目が離せません。

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