大相撲初場所で貴景勝が1敗を死守!正代・徳勝龍と並ぶ優勝争いの行方と注目力士の動向を徹底解説

2020年1月19日に開催された大相撲初場所8日目は、中日を迎えて優勝戦線がさらに白熱する展開となりました。今場所の主役として土俵を沸かせている大関の貴景勝関は、隠岐の海関を力強い寄り切りで下して見事に7勝目をマークしています。この結果、平幕の正代関や徳勝龍関と並んで1敗でトップを快走することになりました。SNS上でも「貴景勝の押しに安定感がある」「このまま賜杯を手にしてほしい」といった熱い声援が飛び交っており、ファンのボルテージも最高潮に達しています。

ここで使われた「寄り切り」という決まり手は、相手のまわしを引いた状態で、土俵の外へ一気に寄り進んで出す伝統的な技です。貴景勝関の持ち味である激しい突き押しだけでなく、こうした確実な四つ相撲の技術が光った一番と言えるでしょう。一方で、今場所進退がかかる「かど番」の大関・豪栄道関は、小結の阿炎関にはたき込まれて5敗目を喫するという苦しい状況に追い込まれました。かど番とは、前の場所で負け越した大関が、大関の地位を維持するために勝ち越し(8勝以上)を求められる緊迫した局面を指します。

豪栄道関の苦戦に対し、ネット上では「なんとか持ち直してほしい」とベテランの意地に期待する声が寄せられています。さらに、期待の関脇・朝乃山関は好調の正代関にすくい投げで敗戦し、3敗目へと後退しました。すくい投げはまわしを取らずに相手の脇下に腕を差し入れ、体をひねって投げる豪快な技ですが、今回は正代関の勢いが勝った形です。また、1場所での大関返り咲きを狙う関脇・高安関も北勝富士関に押し出されて5敗目となり、後がない崖っぷちに立たされました。

大関復帰には今場所で10勝以上の白星が必要となるため、高安関にとっては1敗も許されない過酷な後半戦が始まります。トップを追う2敗の集団には、遠藤関、豊山関、輝関、そして照強関という実力派の平幕4人がピタリとつけており、誰が抜け出してもおかしくない大混戦です。個人的には、大関としての責任を果たす貴景勝関の精神力に感銘を受ける一方で、平幕勢の恐れを知らない挑戦が今場所を一層面白くしていると感じます。実力が拮抗した現代相撲の醍醐味が詰まった、後半戦のドラマから目が離せません。

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