世界中の映画ファンが熱視線を送るビッグニュースが飛び込んできました。2019年8月28日より開催される第76回ベネチア国際映画祭において、是枝裕和監督の最新作『真実』が、栄えあるオープニング作品として上映されることが、2019年7月18日に映画祭事務局より発表されました。世界三大映画祭の一つに数えられるこの歴史ある祭典で、日本人監督の作品が開幕を飾るのは極めて異例な快挙といえるでしょう。
さらに本作は、最高賞にあたる「金獅子賞」を競い合うコンペティション部門への選出も同時に決定しています。ベネチアにおけるコンペティション部門とは、世界中から厳選された芸術性の高い作品がしのぎを削る、まさに映画界の頂上決戦とも呼べるステージです。前作『万引き家族』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した是枝監督が、今度はイタリアの地でどのような評価を受けるのか、大きな期待が寄せられています。
SNS上では、この吉報を受けて歓喜の声が渦巻いています。「是枝監督がフランスで撮った新作がベネチアの開幕を飾るなんて誇らしい」「キャストが豪華すぎて、それだけでも観る価値がある」といった投稿が相次ぎ、期待値は高まる一方です。特に、フランスの至宝と呼ばれる俳優たちと日本が誇る巨匠がどのような化学反応を見せるのか、映画ファンの間では公開前から熱い議論が交わされているようです。
今作『真実』は、是枝監督にとって初となる海外制作作品であり、全編がフランスで撮影されました。物語の中心となるのは、フランスが誇る国民的な大女優とその娘の間に流れる、複雑で繊細な愛憎のドラマです。母としての顔と女優としての顔、その境界線に潜む「真実」を浮き彫りにする演出は、家族の絆を深く見つめ続けてきた監督ならではの真骨頂といえるのではないでしょうか。
主演を務めるのは、伝説的な名優カトリーヌ・ドヌーブさんです。さらに、実力派のジュリエット・ビノシュさんや、国際的に活躍するイーサン・ホークさんといった豪華な顔ぶれが脇を固めています。これほどのスターたちが是枝監督の演出を熱望したという事実からも、監督がいかに世界で信頼されているかが分かります。私自身、言葉の壁を越えて表現される家族の機微が、どのように映像化されているのか楽しみでなりません。
日本国内での一般公開は、2019年10月11日に予定されています。ベネチアでの華々しいデビューを皮切りに、世界中を感動の渦に巻き込むことは間違いありません。是枝監督が描く新しい「家族の肖像」が、この秋の映画界を席巻する主役となるのは確実です。世界が認めた才能が贈る至極の人間ドラマを、ぜひ劇場の大きなスクリーンで、心ゆくまで堪能しようではありませんか。
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