2019年6月28日と29日の両日、大阪市で「20カ国・地域首脳会議」、通称「G20サミット」が開催されます。これに伴い、各国首脳の移動や警戒警備のため、大阪市内を中心に大規模な交通規制が実施される見通しです。この影響は、私たちの日常生活に欠かせない宅配便サービスにも及んでおり、大手運送会社からサービスの一部制限が発表されています。
特に佐川急便は、サミットの前後を含む2019年6月27日から30日までの期間、大阪府など近畿4府県で、一部サービスの提供を中止または制限する対応を打ち出しました。この決定は、物流インフラに大きな影響を与えるため、利用者からは「荷物が届かないのでは?」とSNSで不安の声が上がるなど、大きな反響を呼んでいます。
具体的な制限内容として、まず全国から大阪市内へ送る荷物については、この期間中、配達日時を指定することができなくなります。また、温度管理が必要な冷凍・冷蔵便、いわゆるクール便に関しては、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の近畿4府県を対象に、荷物の受け付け(荷受け)を停止することが決まりました。さらに、この対象地域からのクール便の発送も中止されますので、生鮮品や冷凍食品などを送る予定のある方は、特に注意が必要でしょう。
一方で、日本郵便は、同様の期間中も郵便や宅配便「ゆうパック」のサービスを継続する方針を示しています。しかし、G20サミットに伴う交通規制の影響で、配達に1日から2日程度の遅れが生じる可能性があると、あらかじめ注意喚起している状況です。各社の対応が分かれているため、利用者は送りたい荷物の種類や届け先に応じて、適切な運送会社を選ぶ必要があります。
すでにヤマト運輸も、大阪府と兵庫県を対象に、宅配便サービスの一部を中止すると発表しており、今回のG20サミットは、物流業界全体にとって極めて異例の事態であると言えます。個人的な意見としては、国際的な大イベントを安全に開催するために交通規制は不可欠ですが、その影響を最小限に抑えようと努める運送各社の対応には、頭が下がる思いがいたします。利用者が混乱しないよう、私たちメディアは正確で分かりやすい情報発信を続けるべきでしょう。
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