2019年9月の九州経済が力強い回復!鉱工業生産が3カ月連続で上昇した要因と今後の展望

九州の産業界から、非常にポジティブなニュースが飛び込んできました。2019年11月11日、九州経済産業局が発表した最新のデータによると、2019年9月の鉱工業生産指数は108.2を記録し、前月と比べて2.9%もアップしたのです。これで3カ月連続の上昇となり、地域経済の底力が改めて証明された形となりました。

「鉱工業生産指数」とは、製造業や採掘業がどれだけの製品を作り出したかを、2015年を基準(100)として数値化した指標のことです。この数字が伸びているということは、工場の稼働が活発で、モノが売れている証拠だといえるでしょう。SNS上でも「地元企業の景気が良くなるのは嬉しい」といった、期待を込めた声が数多く上がっています。

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世界からの需要と駆け込み消費が追い風に

今回の好成績を牽引したのは、海外向けの化学機械や装置などの好調ぶりです。特にクレーンなどの生産用機械を含むグループは、13.2%という驚異的な伸びを見せました。世界的な設備投資の需要を、九州の技術力がしっかりと取り込んでいる様子が伺えます。これを受けて、当局は基調判断を「横ばい傾向」へと4カ月ぶりに上方修正しました。

また、輸送機械工業も2.7%のプラス成長を遂げています。これには2019年10月の消費税増税を前にした「駆け込み需要」が大きく影響したと考えられます。特に普通乗用車などの高価な製品において、増税前に購入を済ませようとする消費者の動きが、生産現場をフル稼働させる強力なエンジンとなったのでしょう。

編集部としては、この上昇気流が一時的なもので終わらないことを切に願っています。海外情勢の不透明さは依然として残りますが、化学機械のような強みを持つ分野が安定して伸びている点は、非常に心強い材料です。消費増税後の反動減をどう乗り越えるかが今後の焦点となりますが、今の九州にはそれを跳ね返す活気が感じられます。

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