【2019年最新】赤ちゃんの手・口用ウエットティッシュ需要が9年で11倍に!清潔意識の変化と市場拡大の背景

子育て世代のライフスタイルに、劇的な変化が訪れています。ユニ・チャームが2019年11月15日に発表した調査結果によると、生後0カ月から5カ月の乳児1人あたりが1カ月に使用する「手・口用ウエットティッシュ」の枚数は、2019年時点で165枚に達しました。これは2010年のわずか15枚という数字と比較すると、約9年間で11倍にも跳ね上がった計算になります。

この急激な伸びを支えているのは、現代のパパやママたちの間で急速に浸透している「清潔意識」のアップデートでしょう。かつては、おしり拭き用のシートでそのまま手や口を拭く光景も珍しくありませんでした。しかし、現在では「デリケートな口元には専用のものを」という使い分けが当たり前の文化となっています。2022年には1カ月の使用枚数が200枚を超えると予測されており、この勢いは止まりそうにありません。

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「おしり拭き」との差別化が加速する育児現場

SNS上でも「おしり用で顔を拭くのは抵抗がある」「成分が気になるので、口専用は必須アイテム」といった声が多く聞かれます。こうした衛生面へのこだわりを裏付けるように、手・口用ウエットティッシュの使用率は、2016年の27%から2019年には54%へと倍増しました。以前は離乳食が始まる生後6カ月頃が導入の目安でしたが、今では出生直後から専用品を使い分けるスタイルが定着しています。

市場の広がりは赤ちゃん用だけに留まりません。日本衛生材料工業連合会のデータによれば、ウエットティッシュ全体の生産数量は2012年度の416万個から、2018年度には823万個と、わずか6年で約2倍に拡大しました。ここには除菌ニーズの増大や、高齢化社会に伴う介護現場での汎用的な利用増加も大きく寄与しています。まさに、国民的な衛生インフラとしての地位を確立したと言えるでしょう。

筆者の視点として、この現象は単なる贅沢ではなく、安心・安全を数値化して選ぶ現代的な賢い育児の現れだと感じます。ユニ・チャームも、無添加で肌に優しい「シルコット」シリーズなどで、内容量を50枚から60枚に増量した大容量タイプを投入するなど、この追い風を力強く捉えています。利便性と清潔感の両立は、忙しい育児のストレスを軽減する大切な要素であり、今後もこの分野の進化から目が離せません。

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