SNSも熱狂!「嵐」がアジア4都市を席巻、J-POPの逆襲は韓流一色の東南アジアに届くか

日本の国民的アイドルグループ「嵐」が、2019年11月10日から11日にかけてアジア4カ国・地域を巡る弾丸プロモーションを敢行しました。かつて日本の文化が席巻していた東南アジアですが、現在は韓国勢による「K-POP」が猛威を振るっています。そんな中、日本を代表する彼らが再び旋風を巻き起こそうと現地へ降り立ちました。

2019年11月10日のジャカルタでは、長年待ちわびたファンたちが熱烈な歓迎でメンバーを迎えました。SNS上でもその熱狂は凄まじく、公式ツイッターの投稿にはわずか3時間で16万件もの「いいね」が寄せられる事態となっています。これほどの反響を見ると、日本のアイドル文化が持つ潜在的なパワーは、決して衰えていないことが分かりますね。

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K-POPの独走状態と日本の現在地

現在の東南アジア市場において、コンテンツ輸出の主役は間違いなく韓国です。米ビルボードで首位に輝いたBTS(防弾少年団)の人気は凄まじく、韓国の東南アジア向けコンテンツ輸出額は2017年に13億ドル(約1400億円)を記録しました。これは2015年比で6割も増加しており、市場の勢いが数字に如実に表れているといえるでしょう。

現地企業もこの流れを敏感に察知しており、大手ネット通販サイトのショッピーなどはBLACKPINKを広告塔に起用するなど、韓流スターの経済効果を最大限に活用しています。対する日本は、アニメなどの根強い人気はあるものの、アイドルやドラマといった実写コンテンツでは、一歩リードを許しているのが現状のようですね。

ここで注目したいのが「コンテンツ」という言葉です。これは、映画や音楽、ゲームといった創作物全般を指す用語であり、現代の文化戦略における重要な輸出資源となっています。韓国はこの戦略的な「売り込み」が非常に巧みであり、国を挙げて世界中に自国の魅力を発信する基盤を整えてきた結果が、今の独走状態を生んでいるのでしょう。

スマホシフトとデジタル戦略の幕開け

嵐は2019年10月に公式YouTubeチャンネルを開設し、デジタル解禁という大きな一歩を踏み出しました。東南アジアは世界でも有数のネット利用大国であり、フィリピンでは1日のネット平均利用時間が10時間を超えるほどです。テレビからスマートフォンへと主戦場が移った今、このデジタル化は遅すぎたどころか、必須の戦略です。

現地ではタイのBNK48のように、日本発のシステムを取り入れたローカルアイドルも台頭しています。櫻井翔さんは会見で「J-POPというスタイルを知ってほしい」と力強く語りました。他国と競うのではなく、日本独自のアイデンティティを確立しようとする姿勢こそが、新しいファン層を惹きつける鍵になるはずです。

編集者の視点から言えば、今回の嵐のアジア訪問は単なるプロモーション以上の意味を持っています。それは、デジタル化の波に乗り遅れがちだった日本エンタメ界が、本気で世界と向き合う決意表明のようにも感じられました。彼らが切り拓く新しい道が、これからの日本のカルチャーを世界に繋ぐ大きな架け橋となることを期待しています。

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