大丸梅田・阪神梅田が提案する「女性の心と体に寄り添う新習慣」!生理・漢方・涙活で毎日をリセット

仕事のプレッシャーや肌荒れ、思うようにいかない体重管理など、現代を生きる女性たちは日々多くの不安やイライラと向き合っています。こうした繊細な悩みを解消しようと、関西の主要な百貨店や商業施設が、これまでの「憧れ」を提供する場所から「日常のつらさに寄り添う」場所へと進化を遂げているのをご存知でしょうか。

2019年11月22日、大丸梅田店に誕生した「ミチカケ」は、まさにその象徴と言える売り場です。女性の心身のリズムを月の満ち欠けになぞらえたこのフロアは、気分の浮き沈みや体調の変化を否定せず、丸ごと受け入れてくれる温かさに満ちています。オープン直後からSNSでは「百貨店が生理用品を堂々と扱うなんて画期的」と大きな反響を呼びました。

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タブーを越えて「真の悩み」に応えるミチカケの挑戦

ミチカケの最大の特徴は、従来の百貨店が得意としてきた華やかなアクセサリーや化粧品だけでなく、生理用品や漢方といった「切実な必需品」を同じ空間で展開している点にあります。担当の佐藤聖海さんが語る通り、楽しい時だけでなく、つらい時にも寄り添える場所を目指した結果、合計17もの個性豊かなショップが集結することとなりました。

例えば、生理前に情緒不安定や眠気に襲われる「PMS(月経前症候群)」に悩む方は多いはずです。これはホルモンバランスの急激な変化によって起こる心身の不調を指しますが、ミチカケ内の漢方食材店「デイリリー」では、そんな時期を穏やかに過ごすための提案がなされています。植物由来の成分を用いたお茶やお菓子は、日々の暮らしに無理なく取り入れられるでしょう。

実際にサンザシ茶を試飲してみると、驚くほどクセがなく、温かい一杯が心まで解きほぐしてくれます。ついイライラして過食に走ってしまう時でも、こうした優しいアイテムが手元にあれば、自分を責めずにリラックスできるはずです。百貨店という場所が、単なる消費の場から、自分自身のメンテナンスを行う大切な拠点へと変わりつつあります。

涙活や「ほめる」文化がもたらす心のデトックス

一方、阪神梅田本店では2019年11月13日から2019年11月19日までの期間、あえて涙を流すことでストレスを解消する「涙活(るいかつ)」イベントが開催されました。能動的に涙を流すと自律神経が整い、リフレッシュ効果があると言われています。会場には古書店主らが厳選した「泣ける本」が並び、多くの女性が静かにページをめくっていました。

また、ルクア大阪が2019年9月に実施した「ほめるBar」も、SNS上の「毎日頑張っているのに誰にも褒めてもらえない」という切実な声から生まれた試みです。4日間で240人もの女性が訪れ、プロのカウンセラーに自身の頑張りを認めてもらうことで、明日への活力を得ていました。承認欲求を満たし、自己肯定感を高める場が今、切実に求められています。

これまで百貨店は、今津貴博店長が語るように「豊かさや憧れ」を売る場所でした。しかし、これからは職場や家庭で多忙を極める女性たちの、言葉にならない疲れを癒やすサービスこそが集客の鍵となるでしょう。編集者の私としても、こうした「弱さに優しい」店舗作りが広まることで、女性がより自分らしく呼吸できる社会になることを願ってやみません。

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