日本の製造業の重鎮として知られる三菱マテリアルにおいて、経営の舵取りを担ってきた広江資司(ひろえ・もとじ)氏が、2019年11月28日に息を引き取られたことが明らかになりました。享年77歳という、まだまだご活躍が期待される年齢での訃報に、業界内では深い悲しみが広がっています。死因は肺炎とのことで、静かにその生涯を閉じられました。
広江氏は、同社の取締役として長年にわたり組織を支え、日本のものづくり産業の発展に大きく寄与された人物です。特に「取締役」という役職は、企業の意思決定を行う非常に重要なポジションであり、彼の決断が日本のインフラや製造現場の進化に与えた影響は計り知れません。こうしたリーダーの不在は、一つの時代の節目を感じさせます。
SNS上では、かつて同氏と共に働いた部下や知人たちから「非常に厳格でありながらも、温かい眼差しで若手を育成されていた」といった、そのお人柄を偲ぶ声が次々と寄せられています。ビジネスの第一線で戦ってきた彼への敬意を表する書き込みは後を絶たず、ネット上でもその影響力の大きさが改めて浮き彫りとなっている状況です。
最後のお別れの場となる告別式は、2019年12月04日の午前09時より、東京都調布市国領町1の2の8に位置する「常性寺会堂」にて執り行われる予定です。喪主は妻である朝子さんが務められます。長年連れ添った最愛の伴侶を送り出すご家族の心中を察するに余りあるものがあり、多くの関係者が参列し、故人の功績を讃えることになるでしょう。
広江氏が情熱を注いだ「加工事業カンパニー」は、金属を削るための「超硬工具」など、現代の精密機械に欠かせない製品を扱う部門です。この分野での氏の功績は、これからも日本の技術の中に生き続けることでしょう。一つの偉大な足跡が途絶えた寂しさは拭えませんが、彼が築いた礎が次世代のエンジニアたちに引き継がれていくことを願ってやみません。
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