社会人アメフトの頂上決戦!2019年12月16日開催の「ジャパンエックスボウル」富士通VSパナソニックの見どころを徹底解説

日本のアメリカンフットボール界が熱狂に包まれる瞬間がいよいよやってきました。2019年12月16日、東京ドームを舞台に社会人王者を決定する「ジャパンエックスボウル(JXB)」が開催されます。今大会の主役は、圧倒的な強さで4連覇の大記録に挑む富士通フロンティアーズと、4年ぶりの栄冠を奪還すべく燃えるパナソニックインパルスの2チームです。ファンからは「最強の矛と盾の対決」との声も上がり、SNS上でも勝敗予想が白熱しています。

王者・富士通は、今シーズンも他を寄せ付けない盤石な戦いぶりを披露してきました。前年の上位チームが集う厳しいレギュラーシーズンを、2019年も見事に7戦全勝で駆け抜けています。特に2019年9月24日に行われた第2節では、今回の対戦相手であるパナソニックを45対27という大差で退けました。リーグ屈指の選手層を誇る彼らにとって、連覇達成は単なる目標ではなく、もはや果たすべき使命のようにさえ感じられます。

しかし、チームには予期せぬ試練も訪れました。リーグ最終戦で絶対的なエースQB(クォーターバック)であるバードソン選手が負傷し、戦線を離脱してしまったのです。QBとは、攻撃の司令塔としてパスを投げたり作戦を伝えたりする、まさにチームの心臓部にあたる重要なポジションです。誰もが不安視したこのピンチを救ったのが、控えを務めていた高木選手でした。彼は司令塔としての自覚を胸に、見事にその役割を完遂してみせたのです。

高木選手は「素早いパス回しとテンポの良さ」を意識し、丁寧なプレーで攻撃を牽引しました。これには山本ヘッドコーチも、自らスターターとしての責任を果たした高木選手の成長に大きな信頼を寄せています。主力のアクシデントさえもチーム全体の底上げに変えてしまう富士通の「総合力」こそ、王者が王者たる所以でしょう。SNSでは「誰が出ても強い富士通はもはや隙がない」と、その層の厚さに驚きを隠せないファンが続出しています。

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パナソニックの逆襲!強力な守備ラインが富士通の連覇を阻むか

対するパナソニックも、ここに来て非常に勢いづいています。シーズンを3位で通過した彼らは、準決勝で強豪オービックを24対14で破る金星を挙げました。荒木監督は、新加入のQBローレンス選手を中心とした攻撃陣が、試合を重ねるごとに周囲と調和し、完成度を高めていることに確かな手応えを感じているようです。強豪を撃破した勢いそのままに、4年前の歓喜を再び取り戻そうとする執念がチーム全体から伝わってきます。

この決戦で勝利の鍵を握るのは、主将のモトゥ選手が率いる強力な守備ライン(DL)の働きに他なりません。守備ラインとは、最前線で相手の攻撃を食い止め、相手QBに圧力をかける「守りの壁」です。パナソニックの誇る重量級かつ俊敏な守備陣が、富士通の巨大な壁を突き破り、司令塔の高木選手を自由にさせないかどうかが勝負の分かれ目となります。激しい肉弾戦は、今大会最大の見どころとなることは間違いないでしょう。

準決勝で見せた4つのインターセプト(相手のパスを空中で奪う守備のビッグプレー)が再現されれば、パナソニックにも十分に勝機があります。私個人としては、個の力に勝る富士通に対し、パナソニックが組織的な守備でどこまで粘れるかに注目しています。アメフトは「究極のチェス」とも呼ばれる知略のスポーツです。2019年12月16日の夜、東京ドームで最後に笑うのはどちらのチームでしょうか。歴史的な一戦の幕が上がります。

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