北陸地方を拠点とする地方銀行の雄、北陸銀行が、私たちの日常生活をさらに快適にする新たな一手を見せてくれました。2019年12月06日、同行は食品スーパーを展開するアルビスの2店舗において、コンパクトで利便性の高い簡易型ATM「まちかどATM」を導入することを公式に発表したのです。
今回、新たに設置されるのは、石川県野々市市に位置する「明倫通り店」と、金沢市の「笠舞店」の2箇所です。すでに富山県高岡市の店舗では先行して稼働しており、今回の展開によって、この便利なサービスを享受できる店舗は合計で3拠点へと拡大することになります。
この「まちかどATM」とは、従来の多機能な機械とは異なり、利用頻度の高い「現金の引き出し」「預け入れ」「残高照会」という3つの基本機能に特化した特設端末を指します。振り込みなどの複雑な操作はできませんが、その分、機械自体のコストを抑えつつ、私たちが一番必要とする機能を身近に届けてくれる仕組みです。
SNS上では「スーパーでの買い物ついでにおろせるのは本当に助かる」「給料日後の混雑を避けられそう」といった、生活導線の中に銀行機能が組み込まれることへの期待感が高まっています。銀行まで足を運ぶ手間が省けるという実利的なメリットは、忙しい現代人にとって非常に価値のある変化だと言えるでしょう。
筆者の視点では、この取り組みは単なるコスト削減策ではなく、地域住民の「タイパ(タイムパフォーマンス)」を向上させる素晴らしい戦略だと感じます。銀行店舗の再編が進む現代において、生活の拠点であるスーパーに機能を分散させることは、顧客との接点を維持し続けるための賢明な選択ではないでしょうか。
注目の稼働開始日は、2019年12月10日から順次スタートする予定となっています。夕飯の買い出しの合間に、キャッシュカード一枚でスマートに用事を済ませる。そんな新しい石川の日常風景が、もうすぐそこまでやってきているようです。
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