フィギュアスケート界に激震が走っています。2018年平昌冬季五輪で金メダルに輝いたロシアの至宝、アリーナ・ザギトワ選手が、自身の進退についてSNSで新たな決意を表明しました。2019年12月13日のテレビ番組で「競技活動の休止」を口にした彼女ですが、その真意を巡って世界中で憶測が飛び交う事態となっていたのです。
2019年12月15日、ザギトワ選手は公式インスタグラムを更新し、世間で囁かれている引退説を真っ向から否定しました。彼女によれば、先の番組出演後に膨大な質問が寄せられ、自分の本心が正確に伝わっていないと感じたそうです。若き女王は「引退など全く考えていない」と断言し、競技者として再び輝くことへの強い意欲を改めて強調しています。
休止宣言から一転、練習継続へ込めた強い決意
事の発端となった2019年12月13日の発言では、同月下旬のロシア選手権を欠場することを発表していました。「五輪も世界選手権も制し、人生の全てを手にした」という彼女の言葉は、ロシア国内で事実上の引退宣言と受け止められ、ファンに大きな衝撃を与えたのは記憶に新しいところでしょう。
しかし、現在の彼女が見据えているのはさらなる高みです。アスリートとして「常に表彰台の一番高い場所にいたい」という純粋な渇望は、決して消えてはいませんでした。その目標を達成するためには、今まで以上に厳しくハードな練習を積む必要があると、自分自身を鼓舞するように綴っています。
ここで注目すべきは、今後の活動スタイルです。これまでの張り詰めた体制からは一線を画し、今後はアイスショーに出演しながら練習を続ける意向を示しています。アイスショーとは、競技会のような採点や順位に縛られず、照明や演出を駆使して観客を魅了するエンターテインメントとしてのスケート公演を指します。
SNS上では「まだ17歳、ゆっくり休んでから戻ってきてほしい」という温かい声や、「彼女のいないリンクは寂しすぎる」といった悲喜こもごもの反響が巻き起こっています。私自身の見解としても、若くして頂点を極めた彼女が、重圧から解放された環境で新しい表現力を磨くことは、将来の復帰に向けたポジティブな選択だと確信しています。
進化を続けるフィギュアスケート界において、ザギトワ選手がどのような「第2章」を描き出すのか、世界中のファンがその動向を注視しています。彼女が再び氷上で最高の笑顔を見せてくれる日を、私たちは信じて待つべきでしょう。2019年という激動の年の瀬に、女王が放った言葉は未来への希望に満ち溢れています。
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