世界に一足の輝き!高知県室戸市のふるさと納税で手に入れる、独創的なオーダーメイド・スニーカー

高知県室戸市が、ふるさと納税の返礼品として非常にユニークな取り組みをスタートさせました。その目玉となっているのは、なんと寄付者一人ひとりに合わせてデザインされる、世界に一つだけのスニーカーとスケートボードです。市販の製品にアーティストが直接筆を振るうこの企画は、これまでの返礼品の常識を覆す画期的な試みと言えるでしょう。

このプロジェクトを手掛けるのは、2017年に室戸市へと移住した新進気鋭の画家、勇ひとみ氏です。勇氏は、全国展開する飲食店のオリジナルTシャツデザインを担当するなど、その実力は折り紙付きです。奔放でありながら繊細なタッチが特徴で、試作品のスニーカーにはシルバーのペンで精緻な幾何学模様が施されており、見る者を圧倒する美しさを放っています。

SNS上では「地元の若手作家を応援できる素敵な仕組み」「自分だけのデザインが届くなんてワクワクする」といった好意的な意見が多く見受けられます。単なるモノのやり取りに留まらず、作家の情熱を直接受け取れる点が、現代の寄付者の心に響いているのでしょう。地域おこしとアートが見事に融合した、室戸市ならではの新しい応援の形がここにあります。

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オンリーワンの魅力!オーダーメイドが地域を救う理由

具体的な仕組みとして、寄付者が2019年12月13日より公開されたサイト上で希望の色やサイズを選択し、それを受けて勇氏が一点一点手作業で制作を行います。ここで言う「幾何学模様」とは、正方形や円などの単純な図形を規則的に並べたデザインのことで、勇氏の手にかかれば、それが芸術的な深みを持つ独自の紋様へと昇華されます。

2019年12月26日時点ですでに3件の申し込みが入るなど、寄付額9万円以上という条件ながら順調な滑り出しを見せています。室戸市は2019年度の寄付目標額を、前年度比で約22パーセント増となる15億円に設定しました。定番の魚介類だけでなく、こうした「話題性」のある資源を投入することで、さらなる認知度向上を狙っているのです。

さらに、この「あなただけ」シリーズは今後、Tシャツや眼鏡フレーム、加熱式たばこのケースなどへも展開される予定です。単なる特産品の提供から一歩踏み出し、寄付者の個性に寄り添う姿勢は、自治体間の競争が激化する中で非常に賢明な戦略でしょう。私個人としても、こうした「体験と感動」を伴う返礼品の増加は、地方の魅力を再発見する大きな鍵になると確信しています。

深海のアイドルも参戦?多彩な室戸市の戦略

室戸市の攻めの姿勢はアートだけに留まりません。2019年6月からは、移住した漁師が深海で捕獲した「オオグソクムシ」も返礼品のラインアップに加わりました。オオグソクムシは、鎧のような硬い体に愛嬌のある大きな目が特徴の深海生物です。水族館などで人気を博しているこの生き物を、深層水と共に密封して届けるという斬新な試みです。

確定申告を控えて寄付が集中する2019年12月現在、このオオグソクムシへの問い合わせも相次いでいるとのことです。キンメダイなどの美味しい魚介類を軸にしつつ、アートや珍しい深海生物といった「唯一無二の価値」を提示する室戸市の戦略。これからのふるさと納税は、ただ選ぶだけでなく「応援したくなる物語」があるかどうかが重要になってくるでしょう。

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