静岡県浜松市から、日本のものづくり産業を大きく揺るがす興奮のニュースが飛び込んできました。最先端の光学機器を手掛ける注目の新興メーカー「パイフォトニクス株式会社」が、第三者割当増資を実施したと2020年1月14日に発表したのです。今回の資金調達の総額は1億円にのぼり、同社にとっては初のベンチャーキャピタル(VC)からの出資受け入れとなります。ネット上では「浜松の技術力が世界に見つかった」「今後の展開が楽しみすぎる」といった期待の声が早くも寄せられていました。
そもそも第三者割当増資とは、特定の投資家に対して新しく株を発行し、資金を払い込んでもらう仕組みのことです。パイフォトニクスが今回選んだ引受先は、数々の実績を持つVC「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)」と、地元を代表する世界的企業である浜松ホトニクスの昼馬明社長が代表を務める企業の2者になります。この強力なバックアップ体制の構築により、同社の信頼性と注目度は業界内でも一気に高まるに違いありません。
さらに、NTVPの村口和孝代表が同社の社外取締役に就任することも明らかになりました。経験豊富なトップランナーから経営の指南を受けることで、今後の成長スピードはさらに加速していくでしょう。調達した大切な資金は、本社ビルの大規模な改修や、研究開発体制の大幅な強化へ惜しみなく投入される予定です。独自の光技術を磨き上げるための基盤が整うことで、次世代の革新的な製品が誕生するハードルもグッと下がることが期待できます。
同社は、浜松ホトニクス出身の池田貴裕代表が2006年に設立した、確かな技術力を持つ企業です。2019年9月期の売上高は2億3000万円を記録しており、前の期と比較して2割もの増収を達成しました。このように着実な右肩上がりの実績を残しているからこそ、投資家たちも明るい未来を確信して巨額の資金を投じたのだと感じます。単なる流行にとどまらない、本物の技術が評価される時代が到来している証拠と言えるでしょう。
私は今回の資金調達について、地方発の技術系ベンチャーが世界へ羽ばたくための素晴らしい起爆剤になると確信しています。日本には優れた技術がありながらも、資金や経営ノウハウの不足で埋もれてしまう企業が少なくありません。しかし、今回のように強力な伴走者を得ることで、その可能性は無限大に広がります。パイフォトニクスが灯す革新の光が、停滞気味な日本の製造業を明るく照らす一筋の希望となることを、切に願ってやみません。
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