大きな災害への備えが改めて見直される中、子どもたちの命を守るための心強い取り組みが大阪で実施されました。2020年1月14日、大阪府大東市にある大東中央幼稚園にて、迫りくる地震に備えた実践的な避難訓練が執り行われたのです。今回の訓練には約130人の元気な園児たちが参加し、大阪府警四條畷署の警察官や市職員といった頼もしい大人たちと一緒に、真剣な表情で防災について学びました。
間もなく発生から25年という節目を迎える阪神大震災の教訓を未来へつなぐため、今回のイベントは企画されています。訓練ではまず、イラストを使った分かりやすいクイズが出題されました。「地震が起きたらどうする?」「エレベーターで逃げるのは正解?」といった問いかけに対し、子どもたちは興味津々で答えていきます。小さな頃からゲーム感覚で楽しく防災知識に触れることは、いざという時の判断力を養う上で非常に有効だと感じます。
そして園内に激しいサイレンの音が響き渡ると、先ほどまでの和やかな空気は一変しました。園児たちはすぐさま頭を守るための「防災頭巾」を正しく着用し、一斉に机の下へと身を隠したのです。防災頭巾とは、衝撃や火の粉から頭部を保護するための厚手の帽子ですが、全員が迷わず素早く行動できていた姿が印象的でした。日頃からの教育がいかに大切であるかが、この迅速な身のこなしからもよく伝わってきます。
さらに園庭では、災害時に倒壊した建物やがれきに埋もれてしまった人を鼻でおびき寄せる「警備犬(災害救助犬)」の捜索デモンストレーションも披露されました。この勇敢な姿を見たネット上では、「小さな子どもたちが必死に訓練する姿に胸が熱くなった」「警備犬の活躍を間近で見られるのは素晴らしい経験」といった感動の声が広がっています。SNSでもこうしたリアルな体験型訓練の重要性を支持する意見が多数を占めました。
四條畷署の渡辺岳文警備課長は、幼少期からの防災教育が避難意識を高める鍵であり、今後は高齢者向けの訓練にも注力したいと語っています。私たちは過去の震災を風化させず、次の世代へ命を守る知恵をバトンタッチしていく義務があるのではないでしょうか。幼い園児たちが一生懸命に学ぶ姿は、私たち大人にとっても地域の防犯や防災体制を再確認する素晴らしいきっかけを与えてくれていると言えます。
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