熱海観光の復活が止まらない!高級ラグジュアリーから日帰りスパまで新ホテル開業ラッシュの魅力を徹底解剖

かつて団体旅行の聖地として知られた静岡県の熱海が、今まさに劇的な変貌を遂げています。バブル経済の崩壊以降、一時は少し寂れた印象が強まっていた温泉街ですが、ここ数年は宿泊客数が右肩上がりで増加しているのです。さらに驚くべきことに、土地の価値を示す基準地価も上昇傾向へと転じました。街全体が活気に満ちあふれる中、美しい海岸沿いを中心に、新しいスタイルの旅館やホテルの建設ラッシュが巻き起こっています。

SNS上でも「最近の熱海はおしゃれなスポットが増えて、昔のイメージと全然違う」「週末にふらっと行きたくなる」といった好意的な声が数多く飛び交っており、若者からシニアまで幅広い世代の注目を集めている状況です。

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つるやホテル跡地がラグジュアリー空間へ

熱海のシンボルとして愛されながらも2001年に廃業した「つるやホテル」の跡地では、大きなプロジェクトが進行しています。10年以上も未完成のまま放置されていた商業施設を香港系の業者が買収し、いよいよ2020年夏以降に「熱海パールスターホテル」として華々しくオープンする予定です。

全87室のすべてにプライベートな温泉が完備されたラグジュアリーホテル(贅沢で高級感あふれる宿泊施設)であり、宿泊料金は2人1部屋で7万から8万円を想定しています。時間とお金にゆとりがあるシニア層や本物志向の旅人をターゲットにしており、熱海の高級ホテル需要をさらに刺激していくに違いありません。

私自身の視点としても、このような外資系資本による最高級ホテルの進出は、熱海のブランド価値を世界基準へと押し上げる素晴らしい起爆剤になると確信しています。

観光スタイルの変化が生んだ多様な選択肢

熱海市の宿泊客数は1960年代半ばのピーク時に530万人を記録しましたが、2011年度には東日本大震災の影響もあり半分以下に激減しました。しかし、この2011年度を底にして客足は見事にV字回復を遂げています。2015年度には14年ぶりに300万人を突破し、その後も極めて順調に推移しているのです。2019年9月に発表された静岡県内の基準地価を見ても、県全体の商業地が下落する中で熱海市は2.9%も上昇し、堂々の県内1位に輝きました。

こうした復活の背景には、時代の変化に合わせた「業態の多様化」があります。かつて主流だった宴会場付きの大型施設だけでなく、個人の好みに合わせて選べる低価格のゲストハウスや、最先端のIT技術を駆使した宿泊特化型ホテルが続々と登場しているわけです。

日帰りスパやスマホ完備の最新ホテルも登場

2019年3月には東京ドームグループが「熱海後楽園ホテル」を改装し、宿泊だけでなく日帰りスパ(温泉やリラクゼーションを複合した施設)も楽しめるリゾートへと進化させました。海を見渡しながら立ち姿勢で温泉に浸かる「露天立ち湯」など、ユニークな仕掛けが話題を呼んでいます。「宿泊は安いゲストハウスで抑え、温泉は豪華に楽しむ」というような、自由で賢い旅のスタイルが今の熱海なら実現可能です。

さらに2020年夏には、プリンスホテルがスマートフォン一つで予約から決済まで完結する「プリンススマートイン熱海」を開業させます。デジタル機器を使いこなす若い世代の旅行者にとって、こうした利便性の高いホテルの誕生は嬉しいニュースでしょう。画一的な団体旅行から、個人のこだわりを叶える多様な旅へ。新旧の魅力が融合する熱海の躍進からは、今後も目が離せそうにありません。

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