QBハウスが挑む2020年の革新!値上げの裏側とプレミアム店舗の全貌に迫る

髪を短時間で手軽に整えられることでお馴染みの「QBハウス」。運営するキュービーネットホールディングスの北野泰男社長は、2019年に実施された料金値上げと消費増税の影響について、驚きの結果を明かしました。利用客の減少はわずか1〜2%程度にとどまり、想定よりも客離れが起きなかったのです。これは現在の利便性の高いサービスが、価格に見合った価値があると多くの人々に支持されている証拠と言えるでしょう。

しかし、増税以降は世間の節約志向が一段と強まっていることも肌で感じているそうです。2020年はその影響が少しずつ表面化するのではないかと、トップは冷静に分析しています。ネット上でも「値上げしてもあのスピードと手軽さは手放せない」という声が多く、単なる安さだけではない強固なファン層が確立されていることが窺えます。理美容師の労働環境を改善するための値上げという大義名分も、広く共感を集めている要因のようです。

人手不足が深刻化する理美容業界において、同社は素晴らしい一手を打とうとしています。それは、一度現場を離れてしまった有資格者の復職を支援する取り組みです。専門的なカット技術や接客を基礎から学び直せる研修施設を、現在の主要5都市だけでなく、今後は地方にも積極的に増設していく計画を打ち出しました。眠れる才能を掘り起こし、地方の雇用を生み出すこの施策は、業界全体の活性化に繋がる素晴らしい試みだと感じます。

国内外で店舗数が700店を突破した同社ですが、その勢いは止まりません。2024年までに900店舗へと拡大する大きな目標を掲げており、その布石として2020年春には注目の新業態が始動します。それはワンランク上の体験を提供する「QBプレミアム」の国内1号店で、東京の丸の内にオープンする予定です。すでにシンガポールや香港の海外市場で成功を収めてきたモデルを、いよいよ日本へ逆輸入する形となります。

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無駄を省くプレミアムと東京五輪がもたらす未来

面白いのは、プレミアムだからといって過剰なサービスを付け足すのではないという点です。むしろ既存店舗で課題となっている待ち時間を減らすなど、「省くこと」に徹底的にこだわった洗練された空間を目指しています。現代人が最も求める「タイパ(タイムパフォーマンス)」の価値をさらに高める挑戦であり、変化の激しい丸の内のビジネス街でどのような化学反応を起こすのか、今から楽しみで仕方がありません。

さらに、目前に迫る東京オリンピック・パラリンピックも大きな転換期となりそうです。すでに渋谷や銀座の店舗では、日本流の高品質なサービスを体験したいという外国人観光客が急増しています。観光客の増加は、単なる売上アップのチャンスだけではありません。日本のサービス業がどこまで多様な文化や外国人を受け入れられるかという、真のホスピタリティが試される重要な分岐点になるでしょう。

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