新潟県長岡市で長い歴史を刻み続ける老舗の柏露酒造が、創業270周年の節目を記念した特別な日本酒を世に送り出しました。地元の伝統を未来へつなぐべく、新潟県内を中心とした情報発信や販売促進に熱い想いを注いでいます。今回の記念酒には、旧長岡藩と深い絆を持つ同社ならではのこだわりが満載です。SNS上でも「歴史ロマンを感じる特別な1本」「ぜひ手に入れたい」といった期待の声が続々と寄せられており、日本酒ファンの間で大きな注目を集めています。
今回登場した限定酒は、最高峰の精米歩合を誇る「純米大吟醸酒」の無濾過原酒です。純米大吟醸とは、米と米麹、水だけを原料とし、お米を半分以上も削って雑味を無くした贅沢なお酒を指します。さらに、アルコール度数を調整する水を一切加えず、さらに細かな澱(おり)を取り除く濾過という工程をあえて省くことで、お米本来の濃厚な旨味や香りをダイレクトに堪能できる仕上がりとなりました。ボトルの顔となるラベルには、11代藩主の牧野忠恭が描いた七福神の大黒天があしらわれています。
酒樽に腰掛ける大黒天の姿がなんともおめでたいこの記念ボトルは、容量720ミリリットル、希望小売価格2700円(税込)で販売中です。この価格設定は、270年という歩みに感謝を込めた粋な計らいだと感じられます。特別な日の1杯にはもちろん、大切な人への贈り物としても喜ばれることは間違いありません。伝統の技が紡ぎ出す至高の味わいを、この機会にぜひ五感で堪能してみてはいかがでしょうか。
春の新潟を彩る!日本酒イベントと初の酒蔵開放へ
柏露酒造は、2020年3月14日から2020年3月15日にかけて新潟市内で開催される一大試飲イベント「にいがた酒の陣」への出展を控えています。数多くの酒造が集結するこの舞台で、自慢の銘柄を広くアピールする構えです。さらに2020年4月18日には、長岡市内の酒蔵5社が手を取り合って実施する「越後長岡蔵開き」へ初めて参加します。普段は立ち入れない酒蔵が一般公開されるため、造り手の熱気を肌で感じる絶好のチャンスとなるでしょう。
尾坂茂社長は、地域の酒蔵として認知度を高め、地元にしっかりと根付いていきたいという力強い決意を語っています。江戸時代中期の1751年に産声を上げた同社は、1882年に牧野家ゆかりの酒蔵を譲り受けたという輝かしい背景を持っています。歴史にあぐらをかくことなく、地域連携のイベントへ果敢に挑戦する姿勢からは、地場産業を盛り上げたいという本物の覚悟が伝わってきます。こうした温故知新の取り組みこそが、現代のファンを魅了するのです。
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