ディズニー+の驚異的な急成長!動画配信市場の新たな巨人はネットフリックスを超えられるか

2020年2月4日、エンターテインメント界に衝撃が走りました。米ウォルト・ディズニーが発表した最新データによると、2019年11月に北米とオランダでサービスを開始した動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」が、わずか2カ月足らずで2650万人もの会員を獲得したのです。これは驚異的なスピードと言えるでしょう。

この数字がどれほど凄いのか、業界の先駆者である「ネットフリックス」と比較してみましょう。ネットフリックスは北米で6766万人の会員を抱えていますが、ディズニーはその約4割に相当する規模を、たった2カ月で叩き出したことになります。世界全体で見ればまだ差はありますが、ディズニーの持つ圧倒的なブランド力とマーケティング戦略が、市場に強烈なインパクトを与えたことは間違いありません。

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成長の裏側にある戦略と今後の展望

ディズニーは2024年9月期までに、世界で6000万から9000万人という大きな会員目標を掲げています。この好調なスタートを見れば、目標達成は十分に射程圏内でしょう。SNS上でも「マーベルやスター・ウォーズが見放題なのは強すぎる」「家族全員で楽しめるコンテンツが揃っている」といった期待の声が溢れており、ユーザーからの支持の厚さが伺えます。

私個人の意見としても、ディズニーの強みは過去の名作から最新の超大作までを網羅する、比類なきIP(知的財産)の多さにあります。単純な動画配信という枠を超え、ライフスタイルに不可欠な存在になろうとする同社の姿勢には、これからのエンタメビジネスが向かうべき一つの回答があるように感じてやみません。

業績と新たな懸念材料

一方で、2019年10月から12月期の決算は、売上高が前年同期比36%増の208億5800万ドルと好調なものの、純利益は24%減の21億700万ドルとなりました。これは動画配信サービスという「先行投資が必要なビジネス」に、同社が巨額の資金を投じている結果と言えます。まさに今、未来の収益源を育てるための踏ん張り時なのです。

また、忘れてはならないのが、中国湖北省武漢市から広がった新型コロナウイルス感染症の影響です。ディズニーは2020年1月下旬より上海と香港のディズニーランドを閉鎖しており、この影響で2020年1月から3月期には営業利益ベースで1億7500万ドルのマイナスが見込まれています。巨大な飛躍を遂げる一方で、未知のウイルスという壁にどう立ち向かうのか、今後も注視していく必要があるでしょう。

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