【2020年最新】東京五輪の裏で大激震!中部・静岡の花火大会が日程変更&中止ラッシュに追い込まれた切実な理由

夏の夜空を鮮やかに彩る風物詩に、2020年は異例の事態が巻き起こっています。愛知県や三重県、岐阜県の中部3県および静岡県において、恒例の花火大会がスケジュールをずらしたり、やむなく開催を諦めたりするケースが続出しているのです。ネット上でも「楽しみにしていたのにショック」「夏以外の花火も風情があるかも」といった困惑と期待の声が入り混じり、大きな反響を呼んでいます。実はこの騒動の背景には、日本中が沸き立つ一大イベントが深く関係していることをご存じでしょうか。

その原因こそが、2020年7月24日から開幕する東京オリンピック・パラリンピックです。世界的な祭典を安全に執り行うため、全国から膨大な数の警察官や警備員が首都圏へと動員されます。その結果、地方のイベントを支える「自主警備」の専門人材が致命的に不足するという、想定外の事態を招くことになりました。自主警備とは、主催者が民間の警備会社などへ依頼して来場者の安全を守る仕組みのことですが、この人員が足りなければ群衆の安全を担保できず、催しの実施そのものが危ぶまれてしまいます。

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秋や冬への延期を決断した伝統の夏祭り

この影響をダイレクトに受けたのが、毎年約18万人もの見物客が押し寄せる愛知県蒲郡市の「蒲郡まつり納涼花火大会」です。夜空に大輪の花を咲かせる圧巻のステージが魅力ですが、2020年は例年の7月下旬から10月11日への延期を余儀なくされました。さらに、三重県桑名市が誇る「桑名水郷花火大会」も同様の決断を下し、なんと11月21日の初冬に順延されることが決まっています。真夏の熱気の中で見る花火とはまた一味違う、澄んだ秋空や冬の夜空に響く大音響を体験する特別な機会になりそうです。

一方で、苦渋の決断として完全中止を選んだ地域も存在します。愛知県一宮市と岐阜県羽島市が手を取り合って盛り上げる8月の風物詩「濃尾大花火」は、経験豊かなガードマンを揃えられない懸念から、2020年の開催を断念しました。前年の2019年8月にも台風の直撃によって涙をのんでおり、2年連続の悲劇にSNS上では地元のファンから悲痛な叫びが上がっています。明治時代から受け継がれてきた伝統あるお祭りだけに、主催者側の落胆と悔しさは計り知れません。

五輪前の「前倒し」で乗り切る静岡の知恵

静岡県に目を向けると、こちらはオリンピックの開始前に滑り込ませる「前倒し作戦」で対抗しているようです。花火職人たちが至高の技を競い合う「ふくろい遠州の花火」は、普段の8月開催から7月4日へと予定を早めました。また、沼津市の「沼津夏まつり・狩野川花火大会」も例年より1週間ほど早い2020年7月18日と7月19日の両日に実施されます。近隣の伊豆市などが自転車競技の舞台となるため、混雑や混乱を未然に防ぎつつ、何とか夏の思い出を届けたいという熱意が伝わってきます。

こうした防衛策が広がる中、御前崎市のように従来通りのスケジュールを目指す地域もありますが、警備費用の見積もりが高騰するなど台所事情は深刻です。ここで私の視点をお伝えするなら、安全第一とはいえ、地方の経済や文化を支える伝統行事が五輪の影でここまで圧迫される現状には、一抹の寂しさを禁じ得ません。しかし、SNSで「秋花火デートもエモい!」とポジティブに捉える若者が多いように、これを機に「四季折々の花火の魅力」を再発見する新たなトレンドが生まれることを切に願います。

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