全身トロの衝撃!愛媛県産養殖スマが「媛スマ」へ。次世代の高級ブランド魚が拓く驚きの食体験

愛媛県から、魚好きの食卓を揺るがす心躍るニュースが舞い込んできました。2019年11月20日、愛媛県の中村時広知事は記者会見にて、県内で養殖されている希少な高級魚「スマ」の総称を「媛(ひめ)スマ」に決定したと誇らしげに発表したのです。

これまで愛媛県では、重さ2.5キログラム以上、かつ脂質が25パーセント以上という非常に厳しい独自基準をクリアしたエリート個体のみを、「伊予の媛貴海(ひめたかみ)」というプレミアムブランドで展開してきました。今後は基準に満たない個体も含めて「媛スマ」という名を冠することで、他県との明確な差別化を図り、県全体でのブランド力向上を目指す方針です。

そもそも「スマ」とは、カツオとマグロの両方の魅力を兼ね備えたサバ科の魚で、その希少さから「幻の高級魚」とも称されています。特にその味わいは、口の中でとろけるような「全身トロ」の状態が特長であり、市場では本マグロに匹敵する高値で取引されることも珍しくありません。

SNS上でもこの発表は大きな話題を呼んでおり、「一度食べたら他の魚には戻れない」「愛媛の新しい名産として定着してほしい」といった期待の声が続々と寄せられています。高級志向のグルメ層からも、手軽に高品質なスマを楽しめるようになる今回のブランド化を歓迎するムードが広がっているようです。

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養殖体制の強化で全国の食卓へ!2022年度に向けた壮大な増産計画

愛媛県におけるスマの本格的な養殖は、2016年から愛南町を舞台にスタートしました。試行錯誤を繰り返しながら生産体制を整え、2019年度には約1万7000尾を生産するまでに成長しています。これは、産地としてのプライドと技術の結晶と言える数字でしょう。

中村知事は会見の中で、種苗(しゅびょう)生産施設の増設など、供給体制の盤石化についても言及しました。種苗とは、養殖の基となる稚魚のことで、これを安定して育てる技術こそがブランドの命運を握ります。2022年度には年間8万尾の稚魚を生産・配布することを目標に掲げており、その意気込みが伺えます。

今後の展望としては、「媛スマ」として出荷される魚のうち、最高峰の品質を誇る「伊予の媛貴海」が約3割を占める見込みだそうです。厳しい選別が行われるからこそ、私たちは常に最高の一皿に出会えるのです。愛媛の海が育む「海の宝石」が、日本の魚食文化をより豊かにしてくれることは間違いありません。

編集者としての私見ですが、近年のマグロ資源の減少を考えると、スマのような高品質な養殖魚のブランド化は非常にスマートな戦略だと感じます。愛媛県が「魚の王国」としての地位を確立していく姿には今後も目が離せません。産地の情熱が詰まった「媛スマ」を、ぜひ一度堪能してみたいものですね。

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