読者の皆様、こんにちは。インターネットメディア編集部です。2019年6月22日、日本の通信インフラの未来を明るく照らす、非常に興味深いニュースが飛び込んできました。なんと、NTTとNTTコミュニケーションズが、すでに敷設されている既存の光ファイバー網を利用して、情報の伝送速度を従来の10倍に引き上げる実証実験に見事成功したのです。
今回の実験で特筆すべきは、新しく回線を敷き直すのではなく、今ある設備をそのまま活用している点でしょう。発表によると、信号の劣化をデジタル処理で補う新技術を開発したことで、世界最長となる1122キロメートルの距離において、1秒間に1テラビットという驚異的な容量のデータを送ることに成功しました。
「1テラビット」の凄さと5Gへの期待
ここで出てくる専門用語「テラ(Terra)」について少し解説しましょう。テラは「1兆」を表す単位ですので、1テラビットは1秒間に1兆個のデジタル信号(ビット)を送れることを意味します。私たちが普段利用している家庭用インターネット回線と比較しても、桁違いの情報量であることがお分かりいただけるはずです。これだけの超高速通信が実用化されれば、高画質の動画視聴や大容量データのやり取りが、これまでにないほどスムーズになることは間違いありません。
さらに素晴らしいのは、この技術が省エネにも大きく貢献している点です。1ビットあたりの伝送にかかる消費電力は、従来と比較して約8割も削減できたと報告されています。通信速度が10倍になりながら、消費電力効率が劇的に向上しているというのは、技術的なブレイクスルーと言っても過言ではないでしょう。
SNS上でもこのニュースに対する反響は大きく、「NTTの本気を見た」「これで通信制限とおさらばできるかも」「既存の回線で10倍って魔法みたいだ」といった驚きの声が多数上がっています。特に、これから本格化する次世代通信規格「5G」への応用を期待する声が多く、ネットユーザーの関心の高さが伺えます。
編集後記:インフラ活用の妙案
私自身、このニュースに触れて強く感じたのは、日本の技術力の底力です。「新しいことをするために全てを新しく作り変える」のではなく、「既存の資産(光ファイバー)を技術力でアップデートする」というアプローチは、コスト面でも環境面でも非常に合理的で、日本らしい知恵が詰まっていると感じます。
2020年に向けて5Gの整備が急ピッチで進む中、バックボーンとなる回線の増強は急務です。今回の技術が実用化されれば、莫大なインフラ投資を抑えつつ、私たちの通信環境を一気に次世代レベルへと引き上げてくれることでしょう。これからの展開に大いに期待したいと思います。
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