自動車メーカーのスズキが、2019年8月にもインド北部のハリヤナ州に職業訓練学校を開設する計画です。これは、日本とインド両国の政府が合意した、製造業の将来を担うものづくり人材を育成するためのプログラムの一環として位置づけられています。その取り組みの重要性から、日本の経済産業省(経産省)からも正式な認定を受けているとのことです。
実はスズキにとって、インドでの同様の学校設立は今回が2校目となります。企業が社会に対して果たすべき責任、すなわちCSR(企業の社会的責任)活動の一環としてこのプロジェクトを手掛けており、現地における製造業の技術発展に大きく貢献することが期待されるでしょう。これは単なるビジネス展開に留まらない、地域社会への真摯な姿勢を示すもので、私自身、非常に意義深い取り組みだと感じています。
新設される職業訓練校は、スズキの現地子会社が運営を担う体制です。ここでは、子会社の持つ最新鋭の教育設備と優秀な人材を惜しみなく投入し、実践的な訓練が実施される予定です。訓練内容は、自動車本体やディーゼルエンジンの整備、さらには板金(ばんきん)や塗装修理(とそうしゅうり)といった、ものづくりの現場で直ちに役立つ専門技術が中心となるでしょう。これらの技術は1年から2年という期間で集中的に習得させ、年間で約500人もの新しいものづくり人材を輩出する計画とのことです。
スズキは既に、2017年には西部にあるグジャラート州においても、経産省の認定を受けた同様の職業訓練校を開設しています。この先行校からは、2018年に約250人の卒業生が巣立っており、既にインドのものづくり現場で活躍しているに違いありません。この実績が、ハリヤナ州での2校目開校へと繋がったと考えられますね。
インド政府の国家戦略「Make in India」への深いコミットメント
2019年6月12日に行われた認定式では、スズキの竹内寿志常務役員が「職業訓練校を通じて人材を育成することで、インド政府が掲げる国家戦略**『メイク・イン・インディア(Make in India)』**に、私たちは一層貢献してまいります」と、決意を込めて強調しました。この「メイク・イン・インディア」とは、インドのナレンドラ・モディ首相が主導する、国内での製造業の振興と雇用創出を目指す重要な政策のことです。スズキの取り組みは、まさにこのインドの国家的な目標と完全に軌を一にしており、インド政府からも高い評価を受けていることでしょう。
このニュースに対し、SNS上では「スズキはインドでのシェアも高いし、現地に根付いた良い活動だ」「技術を教えて雇用を生むのは、まさに真の国際貢献だ」「日本企業のこういう取り組みはどんどん世界に広げてほしい」といった好意的な反響が多数見受けられました。特に「技術移転」や「人材育成」といった、現地に長く残る財産を提供する姿勢が、多くの読者から支持されているようです。製造業の基盤強化は国の成長に不可欠であり、スズキが提供する専門的な技術教育は、インド経済のさらなる発展の強力なエンジンとなるでしょう。この活動は、日印両国の友好関係を深める上でも、非常に大きな役割を担うことになると信じています。
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