アジアのレジャー産業が今、凄まじい熱気に包まれています。2017年における中国のテーマパーク市場は、日本円にして約5900億円という膨大な規模に達しました。驚くべきは、今後も年平均で約18%という驚異的な成長率を維持すると予測されている点でしょう。この勢いが持続すれば、2020年には年間訪問客数でアメリカを追い抜き、中国が世界最大のエンターテインメント大国へと躍り出る見通しです。
この爆発的な人気の背景には、2016年に開園した上海ディズニーランドの記録的な成功があります。さらに、北京ではユニバーサル・スタジオ・北京の開業も控えており、世界的なメガブランドが続々と上陸しています。消費者の関心が単なる「モノの所有」から、特別な体験を重視する「コト消費」へと劇的にシフトしていることが、市場を力強く後押ししていると言えるでしょう。
ここで言う「コト消費」とは、商品を購入すること自体に価値を置くのではなく、サービスやイベントを通じて得られる感動や思い出に投資する消費行動を指します。SNS上では「上海ディズニーのクオリティが想像以上」「北京の新しいパークが待ちきれない」といった期待の声が溢れており、若者を中心にテーマパーク巡りが一種のステータスとなっている様子が伺えます。
編集者の視点から見ても、この2019年08月31日時点での盛り上がりは、中国の経済発展が新たなステージに突入した象徴だと確信しています。豊かな中間層の拡大が、質の高い余暇を求める動きに直結しており、今後も独自のデジタル技術を融合させた次世代型のパークが続々と誕生するに違いありません。世界を席巻するチャイナ・パワーの行方に、今後も目が離せそうにありません。
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