「令和」初の「国賓」として日本を訪れていたトランプ米大統領夫妻が帰国の途につく2019年5月28日午前、天皇皇后両陛下が夫妻の宿泊先である東京都千代田区のホテルを訪問されました。「国賓」とは、日本国政府が公式に招待する外国の元首などで、最も丁重なおもてなしを受けるお客様を指します。両陛下は、その大切な賓客であるご夫妻に対し、心のこもったお別れの挨拶を伝えるために、自ら足を運ばれたのです。
宮内庁によりますと、トランプ大統領は前夜に皇居で開かれた宮中晩さん会について「大変素晴らしかったです」と深い謝意を示されました。さらに「米国に来られるときはぜひホワイトハウスにお越し下さい」と、両陛下の訪米を心から歓迎する招待の言葉を述べたといいます。これに対し天皇陛下は、「即位後の国賓として大統領夫妻をお迎えできて大変うれしく思います」と応じられ、最後は固い握手を交わして「ぜひまたお目に掛かりましょう」と再会を願うお言葉をかけられました。
両陛下が自らホテルまで足を運ばれるという細やかなお心遣いと、トランプ大統領夫妻の感謝の意が伝わるこの光景は、新しい令和の皇室外交の素晴らしい幕開けを象徴する場面となりました。SNS上でも「両陛下のおもてなしの心が伝わる」「トランプ氏の『ホワイトハウスへ』という言葉も嬉しく、両国の友好が深まったと感じる」といった、温かい交流を喜ぶ声が寄せられています。
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