産学連携を強力に推進し、新たなイノベーションを生み出すことを目的とする「産学連携学会」が、2019年6月20日と21日の2日間にわたり、奈良市の奈良県文化会館にて開催されます。特筆すべきは、今回で17回目を迎える本学会が、関西地方で初めての開催となる点でしょう。主催は特定非営利活動法人(NPO法人)の産学連携学会で、地元奈良市の帝塚山大学が大会事務局として運営を担っています。
この記念すべき関西初開催の学会には、企業、大学、さらには国や地方自治体の関係者など、約500人もの参加が見込まれています。産学連携の成功は、単に研究成果を社会実装するだけでなく、地域の活性化や経済成長のエンジンにもなり得ます。多様なセクターの関係者が一堂に会することで、普段は交わらない知見やネットワークが構築され、大きな化学反応が起こることに期待が高まります。
初日となる2019年6月20日には、注目のプログラムが目白押しです。まず、日本総合研究所の寺島実郎会長による特別講演が予定されています。寺島氏の多角的な視点から、現在の社会が抱える課題と、それに対する産学連携の役割が語られることでしょう。社会の潮流を読み解く氏の講演は、常に高い関心を集めており、今回も多くの聴衆を魅了するに違いありません。
また、同日には「超少子高齢化社会の地域経営と産学連携」と題したシンポジウムも開催されます。ここには、工作機械メーカーの世界的リーダーであるDMG森精機の森雅彦社長や、都市開発を担う近鉄不動産の倉橋孝寿社長ら、各界のトップランナーたちが登壇します。このテーマは、多くの地域が直面する喫緊の課題であり、経営者層からの具体的な提言は、今後の産学官連携のあり方を考える上で非常に重要な視点を提供するでしょう。
この学会の大きな魅力は、理論だけではなく、実例に基づいた議論が展開される点です。会期中には、全国各地における産学連携の具体的な成功事例が多数報告されます。さらに、「人材育成」や「知的財産(インテレクチュアル・プロパティ、略してIPとも呼ばれる)」など、産学連携を支える重要なテーマごとの発表も行われる予定です。特に知的財産は、大学の研究成果をビジネスに繋げ、企業価値や競争力を高める上で欠かせない権利保護の仕組みであり、その最新動向を知る絶好の機会となるでしょう。
こうした豪華なプログラムと実践的な内容から、SNSでは「関西でやっと開催されるのは嬉しい」「寺島実郎さんの講演は絶対に聞きたい」「自社の抱える課題解決のヒントを得たい」といった、期待感に満ちた反響が多く見受けられます。産学連携は、これからの日本社会が抱える多くの難題を解決するための鍵だと、私は考えます。大学の研究シーズと企業の技術力・市場開拓力が融合することで、想像もつかない革新が生まれる可能性を秘めています。
本学会は有料(9,000円)ですが、当日参加も可能となっています。産学連携の最新動向を学び、新たなパートナーシップを見つけたいと考えている方にとって、2019年6月20日と21日に奈良で開催されるこの「産学連携学会」は、絶対に足を運ぶ価値のあるイベントだと言えるでしょう。この機会を逃さず、未来を切り開く議論に参加してみませんか。
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