セブンが山口県で挑む「夜の揚げ物」革命!ポイント20%還元で食品ロス削減と加盟店支援を両立

コンビニのカウンターに並ぶ、黄金色に輝く唐揚げやホクホクのコロッケ。つい手が伸びてしまう魅力的な商品ですが、実は閉店や賞味期限を前に廃棄されてしまう「食品ロス」が大きな課題となっています。この問題に一石を投じるべく、セブン―イレブン・ジャパンが非常に興味深い実証実験を開始しました。

舞台となるのは、山口県内にある全約330店舗です。2019年11月27日の発表によりますと、夜間の時間帯にターゲットを絞り、電子マネー「nanaco(ナナコ)」を利用して対象の商品を購入した顧客に対し、驚きのポイント還元を実施するという試みが注目を集めています。

具体的な内容は、午後21時から翌午前0時までの3時間限定で、揚げ物などのカウンター商品を購入すると、通常のポイントに加えてさらに20%分が加算される仕組みです。これほどの高還元率は、夜食を求めるユーザーにとって大きな魅力となるに違いありません。

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食品ロス削減だけじゃない!本部が踏み込む加盟店への強力なバックアップ

この施策の背景には、昨今のコンビニ業界が直面している深刻な状況があります。現在、人手不足に起因する人件費の高騰により、フランチャイズチェーン(FC)加盟店の経営はかつてないほど圧迫されているのです。加盟店にとって、売れ残った商品の廃棄コストは経営を蝕む大きな要因の一つとなっています。

そこで注目すべきは、今回のポイント還元の原資を「本部が全額負担する」という点でしょう。通常、値引き販売などは店舗側の負担となるケースが多い中、本部が身を削って支援に乗り出したことは、本気で加盟店を支えようとする姿勢の表れだと言えます。

ネット上でも「夜の揚げ物が実質2割引なら迷わず買う」「無駄になるくらいなら安く売ってほしい」といったポジティブな反応が相次いでいます。消費者は安く買えて、加盟店は廃棄を減らして利益を守り、地球環境にも優しいという、まさに「三方よし」の形を目指しているのでしょう。

今回の実験は2020年01月31日まで継続される予定です。私は、この試みが単なるキャンペーンに留まらず、データの蓄積によって全国に広がることを期待しています。企業が経済的合理性と社会的責任をどう両立させるか、その未来を占う重要な試金石となるはずです。

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