2019年11月17日、福岡で開催されている大相撲九州場所の8日目に、誰もが予想だにしなかったアクシデントが巻き起こりました。大関からの陥落がかかった「かど番」という正念場を迎えていた高安関が、なんと取組の直前になって急遽休場を発表したのです。
通常通りに幕内土俵入りを済ませていたにもかかわらず、その後に容体が急変したという事態に、会場は一時騒然となりました。原因は突発的な「ギックリ腰」によるもので、一時は自力で歩くことすら困難な状態に陥ってしまったようです。
「かど番」とは、大関が2場所連続で負け越すと関脇に転落してしまう、まさに崖っぷちの状態を指す相撲用語です。精神的にも肉体的にも極限まで追い込まれていた高安関にとって、このタイミングでの負傷は、ファンにとっても非常に胸が締め付けられる展開と言えるでしょう。
困惑する館内とSNSでの大きな反響
対戦相手であった宝富士関も、突然の出来事に驚きを隠せませんでした。支度部屋でマゲを整え、いざ出陣という瞬間に不戦勝を告げられた彼は、信じられないといった表情で「本当にびっくりした」とメディアにその心境を語っています。
場内アナウンスでは詳細な理由が説明されなかったため、観客席には何が起きたのか分からないといった困惑のムードが漂いました。SNS上でも「高安大丈夫か?」「土俵入りはしてたのに…」といった心配の声や、あまりに急な展開に混乱する投稿が相次いでいます。
編集部としては、力士が抱える凄まじいプレッシャーが、知らず知らずのうちに体に悲鳴を上げさせていたのではないかと推察します。無理をして強行出場するよりも、まずはしっかりと静養し、再び力強い相撲を見せてくれる日を心から待ち望みたいところです。
コメント