クリエイティブ業界の働き方を根底から変える、待望のツールが登場しました。アプリ開発の旗手であるフェンリル株式会社の子会社、ブラッシュアップ株式会社が、制作管理を劇的に効率化するiPad専用アプリの提供を2019年12月02日から開始しています。
これまで、デザインや広告のチェック工程、いわゆる「校正」の現場では、一度印刷した紙に赤ペンで修正指示を書き込むスタイルが主流でした。しかし今回のアプリは、タブレット端末の画面を指先やペンで直接なぞるだけで、デジタルデータに修正指示を書き込めるという画期的な仕組みを実現しています。
本アプリは、すでに多くの企業に導入されているクラウド型のコンテンツ制作管理サービス「Brushup(ブラッシュアップ)」の機能を拡張したものです。ネット上で瞬時に情報を共有し、チーム内でコメントを交わせる利便性に加え、iPadならではの直感的な操作感が備わりました。
SNSでは「ついに現場の赤入れがペーパーレス化される」「外出先でもiPad一枚でクリエイティブチェックができるのは革命的」と、大きな期待を寄せる声が上がっています。まさに、デジタルとアナログの良いとこ取りをした、現場主義のアップデートと言えるでしょう。
手書きの感覚をそのままに、校正作業のDXを実現するメリット
ここで言う「校正」とは、制作物の誤字脱字やデザインの不備を確認し、修正を求める工程を指します。このアプリが優れている点は、誰でも迷わず使える「手書き感覚」を維持しつつ、物理的な紙を一切必要としないデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させている部分にあります。
利用料金は、1アカウントあたり月額無料から1280円(税別)程度と、小規模な制作チームから大企業まで導入しやすい価格設定になっています。制作物の量やチームの規模に合わせて柔軟にプランを選べる点も、ユーザーにとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
個人的な視点ですが、クリエイティブワークにおいて「速さ」と「正確さ」は常に相反する課題です。しかし、修正箇所のキャプチャを撮り、メールを送り、電話で説明するという手間を省けるこのツールは、単なる効率化を超えて、制作者の精神的負担をも軽減する力を持っています。
今後は、よりシームレスなチーム連携が求められる時代になることが予想されます。2019年12月02日に第一歩を刻んだこのiPadアプリが、日本の制作現場をどのようにスマートに変えていくのか、その動向から目が離せません。
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