出張や帰省、心躍る旅行の道中、新幹線の座席で冷えたビールと一緒に楽しむ「おつまみ」は、移動時間を至福のひとときに変えてくれる魔法のアイテムです。リクルートライフスタイルが運営する旅行情報誌「じゃらん」は、2019年12月16日までに最新の「新幹線おつまみ購入動向調査」を公開しました。
今回の調査は、2019年10月31日から2019年11月05日にかけて、全国の20代から50代の男女1057人を対象にインターネット上で実施されたものです。乗り物を利用する際におつまみを購入するかという問いに対し、なんと全体の64%もの人が「購入経験がある」と回答しており、車内での晩酌文化が根強く支持されていることが浮き彫りとなりました。
SNS上でも「新幹線に乗る前の買い出しが一番の楽しみ」「自分へのご褒美に欠かせない」といった声が数多く寄せられています。デパ地下ならぬ「駅ナカ」のグルメが充実している昨今、手軽に買える本格派メニューへの注目度はかつてないほど高まっているようです。
王者は東京駅の本格派!ご当地食材が火花を散らす上位陣
新幹線の主要9駅で販売されているおつまみの中から「食べてみたいもの」を調査した結果、堂々の第1位に輝いたのは東京駅の商業施設「グランスタ」で提供されている「過門香(かもんこう)」のシュウマイでした。1個80円という手頃な価格設定ながら、本格的な中国大陸の料理を追求する「過門香」のこだわりが凝縮された逸品です。
続く第2位には、仙台駅の「味の牛たん喜助」が販売する「牛たんジャーキー(432円)」がランクインしました。ジャーキーとは肉を塩漬けして乾燥させた保存食のことですが、仙台名物の厚切り牛たんの旨味を凝縮したこの商品は、まさにビールとの相性が抜群で、旅情を誘うご当地おつまみの筆頭と言えるでしょう。
第3位には再び東京駅より「東京 京鳥(きょうどり)」の焼き鳥(1本200円)が登場し、第4位には大宮駅の「とりめし 祭鳥八(まつりや)」による「祭セット 鶏天2種(999円)」が食い込みました。上位を振り返ると、その土地ならではの食文化を反映したボリューム感のある肉料理に人気が集中していることが見て取れます。
個人的な見解を述べさせていただきますと、こうしたランキングの結果は、現代人が単なる空腹満たしではなく「移動そのものをレジャーとして楽しもうとする意識」の現れだと感じます。特に1位のシュウマイは、一つから購入できる利便性と専門店のクオリティを両立しており、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代のニーズに合致しています。
これから冬の帰省シーズンを迎えるにあたり、駅構内はさらに活気づくことが予想されます。定番の味から最新の限定品まで、改札を通る前に少しだけ足を止めて、自分だけのお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。車窓を流れる景色を眺めながら味わうご当地の味は、きっと忘れられない思い出の一部になるはずです。
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