令和のトレンドは「健康・美容・タイパ」!2019年ヒット商品から読み解くプロテイン&おからパウダー旋風

2019年12月29日、いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。平成から令和へと元号が移り変わった歴史的な一年を締めくくるにあたり、私たちが手にする「商品」から時代の変化を紐解いてみましょう。日本経済新聞社が提供する、小売店の販売実績をリアルタイムで集計した「日経POS情報」の膨大なデータを分析すると、消費者のライフスタイルの変化が如実に浮かび上がってきます。

POS情報とは、レジでの会計時に記録される「販売時点情報管理」のことで、今まさに何が売れているかを正確に把握するための魔法の杖と言えるでしょう。2019年のデータを詳細に調査した結果、新しい時代のキーワードとして「健康」や「節約」に対する実利的な効果が強く求められていることが判明しました。特に注目すべきは、これまでの一部のアスリートだけのものではなくなった、驚くべき「成分」の躍進です。

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美容と健康の救世主!「たんぱく質」ブームが巻き起こす新たな習慣

2019年に爆発的な売り上げを見せ、2020年以降もさらなる市場拡大が期待されているのが「たんぱく質」関連の商品です。そのブームを牽引しているのが、明治の「ザバス MILK PROTEIN 脂肪0」シリーズでしょう。これまでのプロテインといえば、粉末をシェーカーで溶かす手間が当たり前でしたが、コンビニで手軽に買えてそのまま飲める利便性が、忙しい現代人のニーズに完璧に合致したのです。

来店客1000人あたりの販売金額を示す指標を見ると、2019年11月には前年同月比で2.6倍という驚異的な数値を叩き出しました。筋肉を育てるためだけでなく、肌や髪を美しく保つための「美容成分」としてプロテインを取り入れる女性が急増している点も、令和らしい特徴と言えます。SNS上でも「これなら続けられる」「ジュース感覚で補給できるのが嬉しい」といった好意的な反響が相次いでいます。

また、キッコーマン飲料の「キッコーマン 豆乳おからパウダー」も、手軽に栄養をプラスできるアイテムとして熱い視線を浴びています。おからは栄養豊富ながら傷みやすいのが弱点でしたが、高度な乾燥技術によってパウダー化に成功し、約1年間の長期保存が可能になりました。2019年10月、11月ともに前年比2桁増を記録しており、日常の食事に振りかけるだけの「タイパ(タイムパフォーマンス)」の良さが支持されています。

私自身の視点から言えば、こうした商品のヒットは単なる健康ブームではなく、現代人が「自分をマネジメントする」楽しさに目覚めた結果ではないでしょうか。SNSでの活用術の発信がファンを広げているように、令和は企業と消費者がデジタルで繋がり、賢く効率的に理想の自分を目指す時代になるでしょう。2020年もこの「効率」と「効果」を両立させた商品が、私たちの生活をさらに彩ってくれるに違いありません。

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