日本の高等教育界をリードする千葉大学が、若き才能たちに向けて非常に刺激的な一歩を踏み出すことになりました。同大は2022年4月から、工学部総合工学科デザインコースが実施している「飛び入学」の入試制度において、新たに実技試験を取り入れる方針を決定したのです。この大胆な改革は、意欲ある高校2年生を対象としたものであり、早くも教育関係者や受験生の間で大きな話題を集めています。
実技試験の内容は、与えられた課題に対してその場で実際の制作を行うという、実践力を問うスタイルが採用される見込みです。同大の先進科学センターによると、この試験の目的は「将来的にデザインを深く学ぶための根本的な資質を見極めること」にあります。これまではAO入試(学力だけでなく、受験生の個性や適性を総合的に評価する入試方法)でのみ実施されていましたが、今回はその門戸が飛び入学にまで広げられる形となりました。
合否の判定にあたっては、この実技試験の結果だけでなく、工学部の前期日程試験の成績や面接での評価なども総合的に勘案して最終決定が下されます。単に感覚的なセンスだけでなく、基礎的な学力や論理的思考力もバランスよく求められるのが特徴でしょう。千葉大学は1998年に国立大学として日本で初めて飛び入学の制度を導入したパイオニアであり、これまでに理学部や工学部をはじめとする4学部14クラスで実績を積み重ねてきました。
この先進的なニュースに対し、SNS上では「高2でデザインの実技に挑むのはハードルが高いけれど、自分の可能性を試す絶好のチャンスになりそう」「ペーパーテストだけでは測れないクリエイティブな能力を評価してくれるのは素晴らしい試みだ」といった好意的な反響が相次いでいます。若い世代が早期から専門的な環境で学べる選択肢が増えることは、日本のモノづくりやデザイン界の底上げにも繋がるはずです。
編集部としても、このようなポテンシャル重視の入試改革には大いに賛成です。技術と芸術が融合する現代において、既成概念にとらわれない柔軟な思考を持つ若者が、1年早く大学の研究に触れる意義は極めて大きいと考えます。この新しい試みが呼び水となり、未来のイノベーションを担う斬新なデザイナーやエンジニアがここから多数誕生することを、心から期待してやみません。
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