日本の広告大手である博報堂が、東南アジアのビジネス最前線で新たな一手を打つことになりました。同社はベトナムにおけるインターネットを活用した市場開拓、いわゆるデジタルマーケティング分野の体制を強化するため、南部の中心都市であるホーチミン市に新たな現地法人を立ち上げたのです。
新会社の名称は「博報堂デジタルベトナム」で、総勢40人のスペシャリストが集結してスタートを切りました。この組織は、博報堂が2018年に傘下へ収めた現地のマーケティング企業であるスクエア・コミュニケーションズの完全子会社として、2020年1月17日までに本格的な活動を始めています。
主な業務は、ネット広告戦略の組み立てから具体的な動画や画像などのコンテンツ制作まで、すべての工程をワンストップで担うことです。対象となるのは現地のローカル企業だけでなく、急速に発展するベトナムの市場へ進出している数多くのグローバル企業も含まれます。
近年のベトナムでは、スマートフォンなどを通じてFacebookやInstagramといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する人が爆発的に増えています。モバイル端末からのSNSユーザー数は前年比で16%も増加しているというイギリスの広告代理店のデータもあり、その勢いは目を見張るものがあります。
こうした背景から、ネット上での口コミの拡散や効率的な商品広告の配信を求める声が、企業の枠を超えて非常に高まっていました。ネットメディアを駆使した宣伝手法へのニーズが急増する中で、今回の新会社設立はまさに絶妙なタイミングでの戦略的アプローチであると感じます。
インターネット上では「成長著しい東南アジアで日本の広告技術がどこまで通用するか楽しみ」「企業の海外進出時の強い味方になりそう」といった、前向きな反響や期待を寄せる声が数多く見られます。多くのビジネスパーソンが、この新しい拠点に注目している証拠でしょう。
海外での事業展開において、現地の文化やトレンドを熟知したデジタルマーケティングは今や欠かせない要素です。博報堂は今回のベトナムでの成功を足がかりにして、同様に市場が急拡大している他の東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々へも、今後さらに拠点を広げていくビジョンを掲げています。
時代の変化に寄り添い、現地のニーズを的確に捉えたサービスは、日本の広告ビジネスに新たな可能性をもたらすはずです。急成長を遂げる東南アジア市場において、同社がこれからどのような旋風を巻き起こしていくのか、その活躍から目が離せません。
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